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U-22代表選手、6/6練習後のコメント

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 19日と23日にロンドン五輪アジア2次予選クウェート戦を戦うU-22日本代表が6日、東京都内で3日間の関東合宿をスタートした。以下、U-22日本代表選手、合宿初日練習後のコメント

●FW永井謙佑(名古屋)
「もっと結果を残せるようにちゃんとしたい」

―関塚監督の印象は
「非常に優しいですけど、ピッチの上では厳しい監督」

―クウェートの印象は
「奪ってから速い。カウンターがすごいチーム。失点してしまうと苦しくなる。前回の反省を活かしてやりたい」

―初戦は豊田スタジアムでの試合
「自分のホームスタジアムなのでそこで結果残せるように頑張る」

―大事な場面でゴールを決めているが勝負強さについて、自分は持っていると思うか?
「あんま考えたことはないっス(笑)」

―オフはどう過ごした?
「福岡に帰って大学の友達と飯食ったりしていた。ボールは蹴らずにランニングしたりしていた。(体調は)多分大丈夫。しっかりしたと思う」

―アジアユースの敗戦を経験しているが
「韓国との試合に負けて、一発勝負に負けちゃう悔しさは覚えているし、クウェート戦がどれだけ大事かは分かっている」

―ワールドユースを逃した世代にとって五輪は汚名返上のチャンス
「しっかり結果を残してロンドンへ行く。俺たちはここまで来たというところを見せたい」

●DF村松大輔(清水)
―今回の合宿は鈴木、酒井高徳が不在だが
「2人はオーストラリア戦もいなかった。でもアクシデントはあったけど、それに対応して勝つことができた。試合の入りの点については関塚さんも強調していた。『軽く入るな』と言われた。自分がディフェンスに入るときは一番年上だし、責任をもってやりたい」

―アジアユースでの敗戦は過去のこと? 忘れられない経験だと思うが?
「苦しいとき、負けそうになったときはアジアユースのことを思い出して奮い立たせてきた。ワールドユースに出れなかったことで自分たち(の世代)は国際経験が少ない。オリンピックに出ることはもちろん、結果出すことがこの年代のリベンジになる」

●DF濱田水輝(浦和)
「(クウェート戦へ向けて)特に意識することはない。今までやってきたことをやるだけ。カウンターへの意識とかしっかりやりたい。当たり前のことを当たり前にしっかりやりたい」

●GK権田修一(F東京)
「(小学生たちが)すごいですね。若干『権田』って呼び捨てにされていたので、そこは気になりましたけど(笑)いいアウェーの練習になりました」

―安藤選手が人気だったが?
「安藤に『なんでそんな人気なの?』と聞いたら、小学生のときの出身チームが来てたみたいですね。でも、ここは東京なので。東京の選手に声をかけてほしい。ああいうのは(安藤所属の)川崎でやってほしい(笑)」

―オーストラリア戦を振り返って。
「失点したということはどこかに問題があるわけで、どうしたら自分たちの展開にできるか、攻守両面でしっかり判断できるようにしないといけない。気持ち、気持ちというのも良くないと思う。例えば、前半に先制点を取られたあと、引いてしまったけど、あそこで気持ちで(前に)いっていればいいかといえば、そうじゃない。冷静になれば、しっかりした判断ができたと思う。局面によっては冷静になって、球際ではアツくいくとか、両面が必要だと思う。上手くいかないときというのは色々な要素があるので、そこの判断をしっかりしないといけない」

●GK安藤駿介(川崎F)
「小学生のときに所属していたヴァロウルSCの子たちが練習を見に来てくれた。照れくさいです」

―名前を呼ばれて手を挙げて応えていたが?
「挙げましたけど、なかなか手を挙げるタイミングがわからなかった」

―後輩が来るのは知っていた?
「昔のコーチから電話が来ていたので、来るのは知っていたが、こんなにたくさん来てくれるとは思わなかった」

―小学生たちから注目された中での練習だったが?
「見られていてもやることは変わらないので。ただちょっと待っているときなどに声をかけられると、集中できなくなって困ります(笑)」

―後輩に伝えたいことは?
「小学生のときは、ただ無邪気にサッカーを楽しんでいたので。同じようにサッカーを楽しんでほしい。それでやっぱりプロをめざしてほしい。出身チームからプロは、僕1人しか出ていないので。かなり年の差は開いてしまったが、あとに続いてくれればと思う」

―今回の合宿を振り返って。
「前回の合宿とやることは変わらないから、自信を持ってやってくれと監督からは言われた」

―ミーティングでは?
「この前の試合は3-1で勝ってるけど、入り方が悪かった。そこを気をつけるようにとVTRを見ながら30分から40分くらいミーティングをした。場面的に人数が少ないなかで、どう守るか。1人が遅れて帰ってくるシチュエーションでどう守るかを話した」

●MF山村和也(流通経済大)
「ミーティングではオーストラリア戦の映像を見て、この前の試合ではCKから失点したので、その場面などの確認をした。攻撃しているときのリスクマネジメントやバランスを確認しながら、どれだけ残っている選手を遅らせるかなどについてなどの話しがあった」

―オーストラリア戦を振り返って。
「個人的にはもう少し後ろからしっかり声をかけていきたいと思う」

●FW大津祐樹(柏)
「きょうはリカバリーだった。昨日の試合では負けてしまったし、少し疲れはある。でも明日からまたしっかりやっていきたい」

―所属先の柏は首位だが、A代表には一人も選ばれていない状況。
「チームでも『首位だから(誰かがA代表に)選ばれてもいいんじゃないかな』とは話している。でも選ばれないというのは何かが足りないということ。その分、こっちの代表にいる俺とか酒井とかがチームをアピールして、しっかりと積極的にやっていきたい」

(取材・文 吉田太郎、片岡涼)

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