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[MOM144]流通経済大FW内山俊彦(4年)_大学4年目の初先発FWが勝利に貢献

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[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.8 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東代表決定戦Bブロック決勝 流通経済大5-1日本体育大 流通経済大G]

 大学4年目にして初の先発出場が全国を決める大一番の試合となった。流通経済大のFW内山俊彦(4年=尚志高)は、今月5日に行われたリーグ第6節・国士舘大戦(2-1)で後半30分から出場し、4年越しの大学サッカーデビューを果たしたばかり。しかし、この日も先発に抜擢されてフル出場を飾ると堂々のプレーで存在感を発揮した。

 中野雄二監督は内山のプレーを「本当は守備が下手なのに、いい形でボールを奪ってチャンスをつくってくれた」と高評価。「内山や名雪(遼平)が初先発でも無難にプレーしてくれるのが今年の強み」と頬を緩ませた。

 内山は大学1年時、JFL(当時)を戦う流通経済大学FCでプレーし、2年時は関東1部社会人リーグ(当時)を戦うクラブ・ドラゴンズに所属。昨年は流通経済大学FCでプレーしていたため、これまで大学サッカーのカテゴリーで出場はなかった。それ故、この日の試合が大学サッカー初先発。「めっちゃ緊張しました」と話し、試合前には「緊張してるでしょ?」と何度もチームメイトから声をかけられたという。しかし試合が始まってみれば、U-22代表組のMF山村和也やDF比嘉祐介とも息の合ったプレーを見せるなど、そん色ない働きだった。

 本来は「スペースを走ってサイドから攻め込むのが得意」と話すが「攻撃面ではなくディフェンスの部分を意識して、やれることをやろうと思った」とこの日は守備に奔走した。90分間を通じて運動量を落とさず、前線から果敢にプレスをかけにいった。得点という結果は残せなかったものの、内山が前線から厳しくボールに寄せにいったことで、日本体育大の攻撃のリズムは狂い、流れは流通経済大に傾いた。

 守備での貢献度を評価されたが、やはり本職はFW。点を取ることが一番の仕事だ。「チームが勝てればいい」と前置きした上で「全国では特長を出しながら、点に絡めたらいいなと思う」と意気込んだ。大学サッカーラストイヤーで悲願の出場を果たし、全国大会出場権獲得にも貢献した。次は個人として全国大会の舞台でゴールという結果を残し、最終年を飾りたいところだろう。

(取材・文 片岡涼)
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