流通経済大のU-22日本代表MF山村和也が28日、鹿島アントラーズの練習に参加した。サンケイスポーツによると、ミニゲームなど約1時間半のメニューをこなし、「質の高さや、1つのミスに対するこだわりがすごいと思いました」と感想を口にした。

　184cmの上背に足元の技術が高く、DFもMFもこなせる山村は、Jの複数クラブからオファーを受け、現在は鹿島、川崎F、磐田に絞っている。磐田と川崎Fの練習参加は終えているが、山村は怪我で別メニューしかできなかった川崎Fの練習に再度参加したい意向を持っており、「9月の初めに行ければ、(進路は)その段階で決めたい」としている。秋には大学サッカー界屈指の才能の進路が決まる見通しだ。

(文 近藤安弘)