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[U-17W杯]ブラジル戦へ前日練習、望月「日本のサッカーの歴史を変えたい」

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 U-17W杯メキシコ大会を戦うU-17日本代表は、準々決勝のブラジル戦を翌日に控えた現地時間2日、午前9時半から前日練習を行い、午後からは試合会場でピッチコンディションの確認を行った。

 日本サッカー協会によると、前日会見に出席した吉武博文監督は明日の試合へ向けて「グループリーグではなく、負けたら終わりという決勝トーナメントの真剣勝負の場で、ブラジルと対戦できることは非常にうれしい。そのような場で、これまでの2年半でやってきたことがブラジルに対してどのくらい通用するのか、思い切って試すことができる。選手達も同じ気持ちで、明日の試合をすごく楽しみにしている」と話したという。

 選手たちもブラジル戦へ向けて熱く意気込み、MF望月嶺臣(野洲高)は「いつも通りのパスサッカーをみんなで協力をして行い、ベスト4進出を成し遂げたいと思う」と話し、「日本のサッカーの歴史を変えたい」と力強くコメントした。

以下、JFA公式サイト発表コメント

吉武博文監督
「グループリーグではなく、負けたら終わりという決勝トーナメントの真剣勝負の場で、ブラジルと対戦できることは非常にうれしい。そのような場で、これまでの2年半でやってきたことがブラジルに対してどのくらい通用するのか、思い切って試すことができる。選手達も同じ気持ちで、明日の試合をすごく楽しみにしている。全体の雰囲気がとても素晴らしいスタジアム。芝生の状態については、少しやわらかかったり、ぬかるんだりする場所もあるが、雨が降った時の状態は事前に分かっていたので想定した範囲内。両チームが同じ条件でやるので問題はない」

●MF喜田拓也(横浜FMユース)
―前日練習を終えて。
「対戦相手に関係なく、いつも通りのプレーするための良い準備ができたと思います。今日の練習では、ボールを奪ってからの散らし方を特に考えながら取り組みましたが、普段やっていることとあまり変わりはないので、いつも通りプレーすることが大事だと思います」

―VTRを見てのブラジルの印象を教えてください。
「ひとりひとりの力はすごく高いと思います。迫力のあるチームだと思います。勝てない相手ではないと思うので、チーム一丸となって戦いたいです」

―日本の皆さんに一言お願いします。
「日本の皆さんの応援があってここまで来ることができました。感謝の気持ちを忘れずに、全力でプレーしたいです。応援よろしくお願いします」

●MF望月嶺臣(野洲高)
―W杯の大舞台で、ブラジルに挑む心境を教えてください。
「ブラジルは世界でも有数のサッカー大国なので、そういうチームにワールドカップで戦えることは素直に嬉しいですし、とても楽しみです。いつも通りのパスサッカーをみんなで協力をして行い、ベスト4進出を成し遂げたいと思います」

―ファイナリストになる為に、どうしても乗り越えなければならない相手です。自信のほどは?
「自分達のやってきた事をみんなで協力しあえれば、勝てる相手だと思います。一致団結して試合に臨みたいと思います」

―応援してくれる方々にメッセージをお願いします。
「日本のサッカーの歴史を変えたいと思います。その為には皆さんの応援が必要です。応援よろしくお願いします」

●GK中村航輔(柏U-18)
―日本の“守護神”として期待も高まっています。明日の試合に今の心境を教えてください。
「自分一人ではゴールを守れないので、11人で連動して守れば間違いなく無失点を達成できると思います。完封して試合を終えたいと思います」

―ブラジルを相手に注意することは?
「ひとりひとりが高い個人技を持った突破力のあるすばらしいチームです。まずは1対1の勝負に負けないことと、チャレンジアンドカバーを徹底することです。世界レベルの相手とのゴール前の攻防が楽しみです」

―DF陣とのミーティングも綿密に行われていますが、どの様な話が出ていますか?
「積極的な守備をしようと話しています。常にコミュニケーションを取って、どんなに苦しい状況に立たされても助け合おうという話をしています」

―ブラジル戦が、いよいよ明日に迫りました。日本の皆さんにメッセージを。
「日本の皆さんに良いニュースが届けられるに全力を尽くしたいと思います。応援よろしくお願いします」

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