鹿島アントラーズからクロアチア1部リーグのハイデュク・スプリトに完全移籍することでクラブ間で基本合意していたDF伊野波雅彦が7日、正式契約を結び、チームが合宿を行っているオーストリアで入団会見を行った。背番号は19に決まった。

　クラブの公式サイトによると、会見では日本語で話し、昨季まで鹿島に所属していた元チームメイトの笠井健太が通訳として英語に訳したという。

「ハイデュクは6回、クロアチアのチャンピオンになっているチームで、自分にとって今回の移籍は大きなチャレンジになる」。初の海外挑戦を前にした心境をそう話した伊野波はすでに練習にも合流。「とても居心地がよく、みんなとても親切なので、溶け込むのは難しくないと思う。クロアチアでの初ゲームが今から楽しみです」と、シーズン開幕が早くも待ち遠しい様子だった。

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