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松田は心筋梗塞で意識なし……、クラブ社長「極めて厳しい状況」

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 2日の練習中に倒れ、病院に搬送されたJFLの松本山雅FCの元日本代表DF松田直樹について、病状が心筋梗塞であることが分かった。FNNフジニュースネットワーク(ウェブ版 www.fnn-news.com)によると、同日夕に搬送先の病院で会見が行われ、病状が判明した。

 報道によると、松本山雅FCの大月弘士社長は「心筋梗塞で、このような状況になった。極めて厳しい状況であるとの報告をいただいております」と話したという。また、搬送先の病院の医師は「人工心肺がついて、全身の循環を維持している状態。意識はない状態です。状態としては、非常に厳しい状態」と説明している。

 チームはこの日午前9時半から長野県松本市の梓川ふるさと公園で練習をスタート。選手26人が参加し、監督やコーチらが見守る中で行っていた。約15分ほどのランニングを終えた直後の9時57分ごろ、松田が体調不良を訴えて倒れたという。すぐに救急車を呼び、10時13分ごろに同公園から救急救命センターへ搬送したという。

 信濃毎日新聞web版によると、関係者がすぐに同公園の管理センターにAED(自動体外式除細動器)を借りにったが、設置されていなかった。救急車が来たときには松田に意識がなく、心臓マッサージを受けたが、心肺停止の状態だったという。当時の天候は曇りで、気温は24-25度だった。当初は熱中症の可能性が報じられていたが、心筋梗塞だった。

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