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8/2A代表候補練習後の選手コメント

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 日本代表候補は2日、札幌市内で合宿2日目の練習を行った。足首痛のMF原口元気(浦和)は初日に続いて練習に参加せず、ピッチ横から見学。残り23人で紅白戦など約2時間、汗を流した。
以下、練習後の選手コメント

●FW李忠成(広島)
―今回は初招集組も多いが?
「初めてやる選手が多くて、東とか清武とか、すごくうまい選手なので、いろんなものを吸収できる」
―1トップでは新たにハーフナー・マイクも招集されたが?
「できることは限られているというか、自分には自分の特長がある。これからチームメイトとして一緒にやっていくことになると思うし、コミュニケーションを取って、いいコンビネーションを出せるようにしたい」

●FWハーフナー・マイク(甲府)
―攻撃で求められている部分は?
「いろいろ慣れなきゃいけない。やっぱりFWなんで、前でどうくさびを受けるかとか、そういうところをしっかりやっていきたい」
―収穫と課題は?
「どっちかというと課題が多い。今日もくさびをもらうタイミングや守備の仕方を言われた。いろいろ覚えていかないといけない」
―明日は練習試合があるが?
「練習でやったことをしっかりピッチで出したい」

●MF増田誓志(鹿島)
―攻撃の練習が多かったが?
「攻めになったら縦を意識しないといけないのかなと思う。鹿島も速攻のときは早いけど、基本的にはサイドチェンジだったり、取られないことを意識するポゼッションが多い。(代表では)より前に入れていいのかなと思う。ボランチはあまり前に行かない。崩さずにというか、バランスを見て、あとはパスを出す仕事だけなのかなと思う」
―明日は練習試合があるが?
「昨日、今日言われたことで印象に残ったことを確実にピッチで出したい。プレーの基本的な部分は鹿島でのプレーを出せればと思う」
―代表に生き残っていくには?
「自分の今の位置として、上に行けないような位置だと思うので、行けたらラッキーと思うようにしてます」

●MF藤本淳吾(名古屋)
―代表招集は3月のチャリティーマッチ以来だが?
「10日のメンバーに残るというのもあるけど、監督の決まり事や約束事、戦術をしっかり頭に入れたい。そのうえで攻守において特長を出せれば」
―アジア杯で長い期間、一緒にやって監督の戦術は理解できているのでは?
「ある程度は分かっているけど、もっと詰めないといけない。試合をやっている中で迷いが出ないように、しっかり詰めていきたい」
―9月からはW杯予選も始まるが?
「自分はギリギリのところだと思うので、選ばれたら一生懸命やって、試合なり練習で結果を出して、普段から高い意識を持ってやることが大事だと思う」
―名古屋も好調で、藤本選手自身、調子が上がっているようだが?
「今は楽しくやれてきているし、代表から外れていた時期よりは体もキレてきている」

●MF東慶悟(大宮)
―紅白戦ではゴールを決めたが?
「ゴールを入れることは常に目標にしているし、ああいう形でゴールできたのはうれしい。明日(札幌大との練習試合)もいい形でアピールできれば」
―A代表合宿で緊張することは?
「緊張というのはあまりないけど、今日の方が落ち着いてやれた。U-22とは雰囲気も全然違う。いい刺激を受けられれば。結構ピリピリしている。年上の人も多いので。いい経験をさせてもらっているし、いい刺激も受ける。自信にもつながるし、ありがたい機会をもらったと思っている」

●MF清武弘嗣(C大阪)
―今回の合宿の経験は五輪予選につながる?
「自分たちの目の前には五輪予選がある。しっかり五輪予選に集中したいというのはあるけど、今日もたくさん勉強することがあった。うまくそれを五輪代表に持ち込んでいきたい」

●DF太田宏介(清水)
―久々の代表復帰で驚いた?
「6月は結構得点にも絡めていてよかったけど、7月は連戦でパフォーマンスも落ちていたのでビックリしました。清水で一人なので、その分も頑張らないといけない」
―左SBは長友がケガをしてレギュラー不在になりそうだが?
「自分にとってはチャンスだと思う。ここに来るだけでなく、しっかり結果を残して帰りたい」
―初招集された10年1月のアジア杯予選は若手主体だったが、今回はまた違う?
「あれはあれで初めてだったし、(公式戦の)緊張感もあった。今回も普段できない経験をさせてもらっている。新鮮だし、楽しい」

●DF栗原勇蔵(横浜FM)
―松田選手の状況は聞いた?
「どういう状況、状態なのか分からない。回復するのを祈るしかない。直接連絡を取ることもできないし、サイトとかを見て確認したけど……。すごい気になったけど、サッカーをやっているときは切り替えて……。練習が終わってすぐロッカーに戻って確認したけど、あまり(情報は)変わってないみたい……。(横浜に)帰って、もし行けるようなら長野まで行きたい」

(取材・文 西山紘平)

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