イギリスを倒し、グループリーグ首位突破!! ユニバーシアード日本代表は16日、D組グループリーグ最終戦でイギリス代表と対戦し、FW赤崎秀平(筑波大2年=佐賀東高)が決めた1点を守りきり、1-0で勝利した。

　試合開始直後から赤崎がチャンスをつくった。ゴール前でGKと1対1となるが、これはGKに阻まれシュートまで持ち込めずに1点が奪えない。その後は4-1-4-1システムでブロックをつくるイギリスを崩すことができず。攻め手が見つからないままに時間は過ぎていった。前半を0-0で折り返した。

　後半に入り、なかなかスコアは動かなかったが後半13分にFW富山貴光(早稲田大3年=矢板中央高)に代えて、MF湯澤洋介(駒澤大3年=矢板中央高)を投入。MF河本明人(流通経済大3年=流通経済大柏高)がFWの位置へ一列上がり、湯澤が左SHのポジションへ入った。すると、この交代が功を奏した。湯澤が左サイドから幾度もチャンスを演出。これにより、中央にスペースができるとゴールにつながった。後半38分にMF八反田康平(筑波大4年=鹿児島中央高)がドリブル突破から絶妙なスルーパスを前線へ送る。これを受けた赤崎が冷静にシュートを決めて、先制点。日本がリードに成功した。

　1点を先取すると、後半40分には八反田に代えて、MF山村和也(流通経済大4年=国見高)、同41分には赤崎に代えて、FW瀬沼優司(筑波大3年=桐光学園高)を投入。そのまま逃げ切った日本が1-0で勝利した。グループリーグを1位で突破した日本は、18日に行われる準々決勝で開催国である中国代表と対戦する。

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