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仙台が16戦負けなしの名古屋に土つける、菅井の決勝弾で10戦ぶり勝利!!

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[8.20 J1第22節 名古屋0-1仙台 瑞穂陸]

 ベガルタ仙台がDF菅井直樹の決めたゴールを守りきり、16戦負けなし(11勝5分)と好調な名古屋に土をつけた。6月22日の甲府戦(4-0)以来、実に59日ぶりの勝利。また、過去1分6敗の名古屋からクラブ史上初の白星を勝ち取った。

 仙台はFW赤嶺真吾が右内転筋痛で欠場となり、FW柳沢敦がFW太田吉彰と2トップを組み、5戦ぶりの先発出場を果たした。

 前半17分に仙台が先制点を決めた。MF梁勇基の左CKはDFに弾かれるが、こぼれを拾った梁が左クロス。拾った太田がシュートを放つもDFに阻まれる。しかし、こぼれがゴール正面でフリーの菅井の足元へ。これを冷静に右足で蹴りこみ、シュートを決めた。菅井の今季6点目で仙台が先制に成功した。

 その後は柳沢が決定機に絡むが追加点を奪うことはできない。前半終了間際にはロングパスに抜け出し、ゴール正面からDFを前にシュートを放ったが大きくクロスバー上方へ外れた。後半38分にはGK高木義成のミスを突き、柳沢がPA外右でボールを奪取。無人のゴールへシュートを放ったがポスト左へ外れた。

 残り時間は名古屋の怒涛の反撃を受けたが、最後まで仙台の選手たちは集中力を切らさない。GK林卓人が好セーブをみせ、DF鎌田次郎ら守備陣は高さで劣る相手FW陣を身体を張って零封した。

 試合後のテレビインタビューで決勝点を決めた菅井は「久しぶりの勝利で嬉しい。気持ちで負けないことを心がけていたのが、この勝利につながったと思う」と10試合ぶりの勝利に安堵の表情を浮かべていた。

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