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[SBSカップ]3戦連続アシストならずも存在示したU-18代表SB山中

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[8・21 SBSカップ国際ユースサッカー U-18日本代表1-2静岡ユース エコパ]

 U-18メキシコ代表戦でCB遠藤航(湘南ベルマーレ)にピンポイントの左足FKを通し、U-18オーストラリア代表戦では同じく高精度の左足を駆使してFW南秀仁の決勝ゴールをアシストした。また縦へのダイナミックな突破など存在感を放ったU-18日本代表の左SB山中亮輔(柏レイソルU-18)は静岡ユースに逆転負けした試合後「声が足りないかなと思っていた。点取られて落ち込む選手が多かった。もっと鼓舞すれば勝てたと思う」と悔しがった。

 3試合連続の先発となったこの日も、前半18分に左サイドを個人で切り裂くなどチャンスに絡んだ。「自分が起点となって中央とか多く使おうという話だった。中央はアンド(熊谷アンドリュー)とか持てる。(攻撃が偏らないように)中央が受けなかったら自分のサイドから攻めるということを考えていた」。

 ただこの日は、静岡の粘り強い守りの前に得点に絡むことができず。対人の強さとタイミングのいい飛び出し、そして得点に絡むプレーで勝利に貢献してきた山中も準優勝で静岡を去ることとなった。大会を通しては「アシストとか結構できたことはよかった」と振り返った山中だったが「1対1では同年代に絶対に負けない技術がないといけない。もっと高いレベルに行けるように頑張りたい」と誓いを新たにしていた。

(取材・文 吉田太郎)

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