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[EL]内田が途中出場で今季初の右SB、「のんびりやろうかな」

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 日本代表DF内田篤人が所属するシャルケ04(ドイツ)は25日、ヨーロッパリーグ(EL)プレーオフ第2戦でヘルシンキ(フィンランド)に6-1で大勝し、本大会出場を決めた。敵地での第1戦は0-2で敗れていたものの、ホームに戻ったこの日はFWフンテラールの4得点などで圧勝。2戦合計6-3の逆転突破となった。内田は5-1で迎えた後半33分から公式戦2試合ぶりの出場を果たし、勝利に貢献した。
以下、試合後のコメント

「久々に(ホーム)スタジアムでの試合だった。やっぱり雰囲気がいいですね。でも、途中出場で乳酸がたまった感じです。(ベンチのときは)俺は出ないだろと思って準備しているので」

―アップ時間が長かったが?
「ハーフタイムからアップしろって言われていた」

―どういうプレーをしようとしていた?
「あんま考えてない。ファルファン、すげーなって」

―監督からは?
「マルコ(右SBのヘーガー)が疲れているからそこに入れたいっていうのと、セットプレーと、サイドが来たら体を寄せてっていうことかな。『あまりいかないほうがいいのか?』って聞いた。『バランスだけ見て』って言われた」

―途中出場で動けるところを見せようとは思わなかった?
「この時間で入って、ディフェンスで入って失点につながるのが良くないかなって」

―今季初めて右サイドで出た気持ちは?
「あんまないですけどね。のんびりやろうかなって思う。ゲームがゲームなだけに、いい形で終わらせようと思った」

―ロスタイム、クロスを入れられそうなシーンでクロスを入れなかった。
「中を見て敵もそろっていたので。途中出場はアピールよりもチーム。監督だったら、途中出場(で起用する選手)は自分よりもチームのやるべきことを分かっていると思って投入するだろうから、クロスを入れていたらどう思うか分からないし。迷いましたけど、チームのことを考えた」

―アウェーのヘルシンキ戦(左SBで先発)のときはアピール?
「直にゴールを意識したが、途中からでゲームを終わらすわけにいかない」

―代表について。
「頑張ります。テセさん(鄭大世)がいるので。彼は燃えないわけがないので。北朝鮮は強いです。第4ポッドにいるのがおかしい。U-20からやってるけど、いいチーム。僕はこっちで試合をやっていない分、全力でできる」

[写真]ベンチから戦況を見守るDF内田篤人

(取材・文 了戒美子)

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