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なでしこ、故障明けの澤が紅白戦でクロスバー直撃ミドルも

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 来月1日からロンドン五輪アジア最終予選(中国・済南)に臨む日本女子代表は26日、岡山県美作市で合宿5日目の練習を行った。27日付のサンケイスポーツによると、24日の練習中に左足首を負傷したMF澤穂希(INAC神戸)も復帰して、今回の合宿で初となる紅白戦で調整を行ったという。

 雷雨の影響で一時は練習が中断するというハプニングもあったものの、約1時間後に練習を再開。前半はレギュラー組、サブ組の混合チームで試合を行い、後半には澤やMF宮間あや(岡山湯郷)らW杯の主力選手を中心としたレギュラーチームを構成。連携を確認しながら紅白戦を戦った。試合では故障明けの澤がゴールまで約25mの距離から、クロスバー直撃のミドルシュートを放つなど、完全復活を感じさせるプレーをみせた。

 練習後に本人も「全然大丈夫です!」とコメント。佐々木則夫監督も「すっきり100(%の状態)とはいかないけど、できないことはない」と安堵の表情をみせたという。頼れる主将がチームへ復帰し、なでしこジャパンがアジアでの戦いへ向けて、いよいよ最終調整を迎える。

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