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U-18代表、カタールに4発勝利!!三根が2得点の活躍

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 カタール遠征中のU-18日本代表は27日、U-18カタール代表と国際親善試合の第2戦を行った。第1戦では敗れていた日本だったが、この日はFW三根和起(京都U-18)の2得点などで4-1で勝利した。

 日本サッカー協会によると試合は前半5分、MF幸野志有人(大分)がドリブル突破からFW高原幹(名古屋U-18)にスルーパス。高原がDFをかわしてシュートを決め、日本が先制した。さらに同41分、MF野津田岳人(広島ユース)が倒されて獲得したFKをMF原川力(京都U-18)がゴール前へ蹴りこむと、野津田がヘディングシュート。2点差にリードを広げた。

 後半26分にはカタールの19番が一発退場。日本は数的有利になった。しかし逆に勢いづいたカタールに押し込まれる展開となる。すると退場から2分後、相手CKからショートコーナーを使われミドルシュートを許すと2-1に詰め寄られた。それでも後半36分、DF松原健(大分)のクロスに走り込んだ三根が右足で合わせて追加点。再び2点差に突き放す。さらに1分後、PA外でパスを受けた三根がドリブルで持ち込み、自らシュート。4-1と試合を決定付けた。そのまま試合は終了し、日本が勝利を飾った。

 指揮を執る吉田靖監督は「この時期に中東の暑さを経験し、またカタールと厳しい試合を2試合することができ、実りある遠征となった。カタール代表は非常に組織的なチームで、中東特有の早さを備えた選手も何名かおり、手強い相手であった。

 今回の遠征では、コンセプトを整理して共通理解を深めることに主眼を置いたが、残念ながら一試合目は持ち味を出すことができなかった。しかしながら、一試合目の敗戦が良い薬となり、敗戦の原因を短期間に修正して2試合目で狙い通りのサッカーを展開することができたことには満足している。ただ、まだまだ個々の勝負への甘さなど、今後修正していかなければならない点も多い。

 10月末から始まるAFC U-19選手権予選(U-20ワールドカップアジア1次予選)を突破できるよう、今回の反省点も踏まえ9月末のタイ遠征でしっかりと準備していきたい」と遠征を総括した。

結果及び出場メンバーは以下の通り

日本 4-1(2-0) カタール
[日]高原幹(5分)、野津田岳人(41分)、三根和起2(80分、81分)
[カ]不明(73分)

■出場メンバー
▽GK
1 池村彰太(JFAアカデミー福島)
▽DF
2 相馬大士(柏)
4 松原健(大分)
8 高橋祐治(京都U-18)
9 佐藤和樹(名古屋U18)
▽MF
10 幸野志有人(大分)
14 廣田隆治(神戸U18)
80分→19 近藤貫太(愛媛ユース)
13 原川力(京都U-18)
86分→11 熊谷アンドリュー(横浜FMユース)
22 野津田岳人(広島ユース)
89分→15 榊翔太(札幌U-18)
▽FW
23 三根和起(京都U-18)
85分→12 小野瀬康介(横浜FC)
17 高原幹(名古屋U18)
82分→16 南秀仁(東京Vユース)

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