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U-22代表キャプテンの山村が鹿島入団へ!!

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 流通経済大のU-22日本代表DF山村和也(4年=国見高)が来季、鹿島アントラーズに入団することが分かった。明日13日に大学で記者会見を行い、正式に鹿島入りを表明する。

 山村をめぐっては鹿島のほか、川崎F、磐田、浦和、横浜FM、柏、F東京、千葉がオファーを出すなど激しい争奪戦が繰り広げられてきたが、熟慮を重ねたうえで鹿島と川崎Fに進路を絞り、この日、川崎Fに断りの連絡を入れ、鹿島に入団の意向を伝えた。

 CBもボランチもこなす大学ナンバー1プレイヤーはロンドン五輪出場を目指すU-22日本代表でもキャプテンを務め、ボランチとして攻守でチームを牽引している。高い技術と正確なパスで攻撃を組み立てるゲームメーカーの役割をこなしながら、守備でも対人、フィジカルの強さを発揮。大学では主にCBでプレーしており、鹿島でもDF中田浩二、DF岩政大樹の後継者として期待されるが、MF小笠原満男、MF増田誓志、MF青木剛らがいるボランチで起用される可能性もある。

 山村は若手主体で臨んだ10年1月6日のアジア杯予選・イエメン戦でA代表デビューを果たしたほか、同年6月の南アフリカW杯にもサポートメンバーとして帯同。U-21日本代表の一員としてアジア競技大会で金メダルを獲得し、今夏のユニバーシアード競技大会でも世界一に輝くなど、数々の経験を重ねてきた。

 いよいよ挑戦するプロの世界。流通経済大の地元である茨城県をホームタウンとする鹿島からロンドン五輪、そしてブラジルW杯へ。その未来は無限に広がっている。

[写真]鹿島入りが決まった流通経済大のDF山村和也

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