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「流経大黄金世代」山村、比嘉、増田、中里がJ入団内定会見

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 関東大学サッカーリーグ1部の流通経済大サッカー部は13日午後、茨城県龍ケ崎市の流通経済大龍ケ崎キャンパスで同大サッカー部員4選手のJリーグ入団報告記者会見を行った。
  
 U-22日本代表の主将であるCB山村和也(4年=国見高)は鹿島アントラーズ、同じくU-22日本代表のSB比嘉祐介(4年=流通経済大柏高)は横浜F・マリノス、同GK増田卓也(4年=広島皆実高)はサンフレッチェ広島、全日本大学選抜として前述の3選手とともにユニバーシアード(8月、中国)で金メダルを獲得したMF中里崇宏(4年=流通経済大柏高)は横浜FCへの加入がそれぞれ内定。中野雄二監督の紹介のあと、挨拶をした山村は「鹿島では(代表経験者も多く)いろいろ学ぶべきところがあり、鹿島で成長できると思った。(将来は)Jリーグ、そして海外でプレーしたい」、比嘉は「ACLに出たかったのでマリノスに決めました。マリノスで1年目から出て、そして(来年の)オリンピックに出たい」、増田は「広島出身なので広島の発展のために頑張りたい。自分を磨いて世界で戦えるGKになる」、そして中里は「大学からプロへ行くということは即戦力として行くということ。いろいろなポジションをできるメリットがあるのでそれと左足という特長を活かしてチームに貢献したい」とそれぞれ新たなステージへの意気込みを語った。

 山村、比嘉、増田の3選手は21日にロンドン五輪アジア最終予選・マレーシア戦(鳥栖)に臨む。大学生活の残り半年、年代別の日本代表選手として日本の勝利に貢献すると同時に、「黄金世代」にとって大学ラストイヤーでのタイトル奪取へ向けて関東大学リーグ優勝、そして全日本大学選手権(12月開幕)での日本一を目指す。

(取材・文 吉田太郎)
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