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U-22代表、公式練習後のコメント

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 U-22日本代表はあす21日、ロンドン五輪アジア最終予選初戦(鳥栖)でU-22マレーシア代表と対戦。5大会連続となる五輪出場へ向けた最終予選をスタートする。以下、20日の公式練習後のU-22代表選手コメント

●MF清武弘嗣(C大阪)
―公式練習の感想は
「いつもどおり。いろいろ確認しました」

―大事な初戦となるが
「ワールドカップ予選も初戦は苦しかった。ゲーム内容はどうであれ、勝たないといけない。ボールは支配できると思う。その中でどれだけ点取れるか。早い段階で取れればいい」

―コミュニケーションについては
「日々コミュニケーションは高まっている。明日ピッチで見せられればいい。自分たちがいいパフォーマンスをできるかにかかっている」

―マレーシアは守備的に来ることが予想されるが
「相手の出方を見ても仕方ない。自分たちのサッカーをしっかりやりたい」

―守備の部分では
「セカンドが大事になってくる。運動量が求められる。しっかりとできればいい。セカンド拾われるとキツいのでセカンドをしっかり拾って、というのはある」

―得点も重要
「明日も普段どおりにやるだけ。チャンスはたくさんあると思う。チームには決められる技術はある。まずは勝ち点3。内容も求められると思うけれど勝つだけ。皆さんは内容を求めると思うけれど勝って流れに乗りたい」

―自身のゴールへのこだわりは
「得点を決めたいけれどまずはチームに貢献できるプレーをしたい」

●FW大迫勇也(鹿島)
「しっかりとやるべきことをやれば勝てる。ボクは点取ることに専念したい」

―6日間の準備期間があったが
「練習量はよかったと思うし意思の疎通もしっかり出来たと思う」

―マレーシアの守りは
「相手は引いてくると思うけど引いてきても、シュートで終わることが大事」

―五輪予選はナイキのボールになる
「ACLでも使っていた。それは全然大丈夫。自分は点を取ることが仕事」

●DF鈴木大輔(新潟)
―調整は
「いつもどおり。個人的には普段から試合に出れている。問題ないと思う。マレーシアは引いて守ってくる。ボールの失いどころが悪いとカウンターを食らってしまう。そこは大事にしたい。バランスが崩れないように取られた後のリスクマネージメントやってきた。崩れないようにする」

●MF山村和也(流通経済大)
「いつもどおりやれば大丈夫。相手は引いてくると思う。動かしながら、中が閉められるなら外から動かして攻めたい。全体的に日本の方が大きいと思う。セットプレーから点取れると思う。もし出来なくても流れの中から取っていければいい。ボランチでコンビを組む2人はそれぞれ特長があると思う。タカ(扇原)ならタカなりに下で作ったりするのが得意だと思うし、そうしたら自分は前に行ってプレーしたい。(山口)蛍だったら守備的に強い選手なんで、こぼれ球を拾ってまた作っていきたい」

●FW原口元気(浦和)
―6試合の初戦、一番大事なことは?
「勝つことが一番大事。それだけです。そのためには点を取れなくても焦らずに攻撃し続けることが大事」

―引いてくる相手に対しては?
「日本のホームなので相手は引いてくるし、初戦という難しさもある。それは北朝鮮戦を見ていてもそうだった。でも、ああやって、諦めず、じれずに何回も何回も攻撃を続けていけば、必ず結果が出ると思う。自分が出たらあわてず、でも、チャンスが来たら一発で決めてやろうというその集中力が大切になってくる」

―どんなアイデアで崩したい?
「純粋に自分でいっても、真ん中を固めてくると思うので、簡単にやりつつ、みんなを使いながらも、最後は思い切りよくやりたいと思う」

―U―22とA代表を経験して、自分の中で変わった部分はある?
「あまり変わっていないと思う。点を取ったら、結果を残したら変わったということだと思う」

―プレッシャーはある?
「最終予選だし、初戦だし、期待も大きい。プレッシャーの中でどれだけ結果を残すことができるか。自分でも楽しみだし、それが問われる。プレッシャーは普通の試合とは違ってくると思う」

●MF山田直輝(浦和)
―マレーシア対策は?
「しっかり熊本での合宿で確認できたし、DVDも何回も見ているから頭に入っている。引いて守ってくるから、それをどう崩していくか。ミーティングでも日本の良さを出した崩し方を話している」

―日本の良さとは?
「人が動いて、ボールを動かしていくこと。引いた相手でもつかまえきれなくなると思う。日本はアジアの中で注目されていると思うし、その中での戦いになると思う。ミスをしないという中でもチャレンジャー精神でやりたい。中は固めてくると思うから、外から崩していくのも大事」

―なかなか点が入らないときは?
「試合は90分あるので、前半0-0や、あるいは負けていても焦ることなく、90分で勝っていればいいと思う。初戦なので内容より結果を求めていく」

●DF濱田水輝(浦和)
―ファウルには気をつける?
「あまり手を使わないように、クリーンな守備をしていきたい」

―マレーシアの攻撃は?
「カウンターはあまり速くない。情報は少ないかもしれないけど、見ているDVDでは、GKが飛距離の長いキックを蹴って来て、1トップに当ててそのこぼれ球をシャドーの選手が狙っている。シャドーのところは、センターバックがついていくのか、ボランチがついていくのか、声を掛け合ってハッキリさせてやっていきたい」

―試合の入り方は?
「多少緊張はすると思うけど、いい緊張だと思う。いつものフワフワした入り方をしないようにしたい。とにかく初戦が大事。4年前の北京五輪のときも、テレビでチラチラ見ていたけど、予選は手こずっているイメージだった」

―セットプレーでゴールを狙う?
「チャンスがあったらぜひ狙いたい。相手には背の高い選手もいないようだし、逆に日本には背の高い選手が多いので、狙って行ければ。引いた相手なのでセットプレーの得点はより重要になる」

―試合勘の部分は?
「僕の場合、コンスタントに試合に出たことがないので、逆に大丈夫です」

(取材・文 吉田太郎、矢内由美子)
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