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川崎F、札幌などで活躍した元日本代表・箕輪が引退を表明

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 元日本代表DFで、川崎フロンターレやコンサドーレ札幌で活躍した箕輪義信が22日、自身の公式ブログで現役引退を表明した。10年限りで札幌から戦力外通告を受けて退団。その後、3年前に手術したアキレス腱のケアをしながら再起を目指していたが、獲得オファーがなかったこともあり、引退を決断したという。

 箕輪はブログで、現在の怪我の状態のほか、これまで所属したクラブ、関係者、家族らに感謝の気持ちをつづり、引退を決断した経緯などを明かしている。最後には「皆さん12年間、プロサッカー選手としての箕輪義信を応援してくださって、本当に本当にありがとう。そして、皆さんの人生に参加できたことを本当に幸せに思いますありがとうございました。感謝!」と書き込んでいる。

 箕輪は弥栄西高から仙台大を経て1999年に磐田に加入。出番が得られなかったこともあり、2000年に地元の川崎Fに加入。1対1、空中戦に強いCBとしてチームを支えた。2005年はジーコ監督の下で日本代表にも選出された。怪我をした影響もあり、2008年途中には、場機会を求めて札幌に移籍。しかし、ここでもアキレス腱断裂など怪我に泣き、満足の行く結果を残せないまま、2010年に契約満了で退団となった。

 今後については語っていないが、豊富な経験があるうえ、後輩など周囲から人望を集めた箕輪だけに、良き指導者になるに違いない。スパイクを脱ぎ、現役は引退するが、今後の箕輪の活躍を祈るばかりだ。

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