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アクシデント乗り越えG大阪が磐田を下し3年ぶり4強!磐田は3クラブ目の連覇を果たせず

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[10.5 ナビスコ杯準々決勝 G大阪3-1磐田 万博]

 ガンバ大阪が前年覇者のジュビロ磐田を3-1で下し、3年ぶりに準決勝へ進出した。ACL出場のためこれが今大会初戦となったが、逆転勝利で2007年以来2度目の優勝に向けて一つ関門を突破した。一方の磐田はV川崎(92年・93年・94年)、千葉(06年・07年)に続く3クラブ目となる連覇の夢は果たせなかった。

 G大阪は日本代表に参加しているMF遠藤保仁が不在のうえ、元日本代表DF加地亮が負傷欠場。そしてさらに、試合開始前にアクシデントが襲った。元日本代表MF明神智和がウォーミングアップ中に負傷し、急きょ元日本代表MF橋本英郎が今季公式戦初先発した。橋本はシーズン前のグアムキャンプで右膝に重傷を負い、2日のリーグ・浦和戦に途中出場で今季初出場を果たしたばかりだった。

 一方の磐田はDF駒野友一が日本代表で不在となり、またボランチのMFロドリゴ・ソウトを怪我で欠いた。そんな中、磐田が幸先良く先制する。前半7分、左CKのチャンスをつかみ、キッカーのMF小林裕紀はショートコーナーを選択。リターンを自ら蹴り込むと、中央でMF那須大亮がヘディングシュートを決め、敵地で1-0と優位に立つことに成功した。

 その後も磐田が出足の鋭いプレスでリズムをつかむ。運動量も豊富でセカンドボールを拾うことに成功した。しかし、G大阪も緊急出場の橋本やボランチの武井択也、2列目の佐々木勇人二川孝広がしっかりと守り、シュートを打たせない。前半の終盤に差し掛かると、高い技術と組織的な攻撃でペースを奪い返した。

 そして前半43分、G大阪が同点に追いつく。PA左に二川が走り込んでパスを受け、一度、左のDF下平匠につなぐ。下平はPA正面手前の佐々木勇人に横パス。佐々木は右足でグラウンダーミドルを放ち、ゴールネットに突き刺した。7月16日のリーグ・甲府戦以来となるスタメンを果たした背番号8が貴重な一発を決めた。

 これで後半はG大阪のペースとなる。雨で濡れたピッチをものともせず、持ち味の攻撃サッカーを展開した。後半14分にはFW平井将生に代えてFWアフォンソを投入。これがズバリと当たる。同22分、アフォンソのスルーパスにFWラフィーニャが反応して抜け出し、左足できっり逆転ゴールを沈めた。

 磐田は後半13分からMF西紀寛に代えてFW金園英学を投入。U-22日本代表FW山崎亮平をMFに下げ、FW前田遼一と金園の2トップにしてゴールを狙うが、うまくいかない。同29分には左SBの金沢浄に代えてMF船谷圭祐を送り、より攻撃的な布陣でゴールを狙ったが、守備陣が踏ん張れなかった。

 後半31分、G大阪が3-1と試合を決める1点を奪った。左CKの好機で、ニアサイドに長身DF中澤聡太が走り込み頭を突き出した。中澤の頭をかすめたボールは奥にいた磐田MF那須に当たってコースが変わりゴールイン……。実質、中澤のゴールといも言えるが、判定はオウンゴールでG大阪がリードを広げた。その後はG大阪が余裕の試合運びで3-1勝利をつかんだ。

 立ち上がりこそ苦しんだが、リーグ戦首位を走る“西の王者”らしくきっちりと3年ぶりの4強進出を決めた。試合後のヒーローインタビューに選ばれたラフィーニャは「非常に嬉しいです。前半はあまり良くなかったけど、後半はチームとしてうまく機能できた。去年のチャンピオンだと聞いていたので、ここで勝つことは意味があるし、非常に良かった」と前年覇者の撃破を喜んだ。

 次戦9日の準決勝は、敵地で浦和と対戦する。こちらも今回と同様に一発勝負だ。G大阪の目標はリーグ制覇に加え、2007年以来となる4年ぶりのナビスコ杯優勝。それだけにリーグ戦で下位に沈む浦和といえども気は抜けない。ラフィーニャは「後半と同じような入り方で、気持ちを持って戦って、勝ちたいと思います」と必勝を誓った。浦和戦も遠藤と加地が不在で、明神が出られるかも不透明な状況だが、助っ人エースを中心に攻撃サッカーで突き進む。


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