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10/18 練習後のU-22代表候補コメント

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 ロンドン五輪を目指すU-22日本代表は短期合宿2日目の18日、東京都内で約2時間のトレーニングを行った。合宿最終日のあす19日には、東京・町田市立陸上競技場でJFLの町田ゼルビアと練習試合を行う。以下練習後のU-22日本代表コメント

●MF金崎夢生(名古屋)
「五輪のチームもスタートしている。自分はそれに合わせていくことが大事。五輪に特別な感情はないですけれど、選ばれたらうれしいですし、自分の力を発揮して貢献できればいい」

―指示されていることは
「攻撃の部分はとくに言われていないです。守備の部分はプレスの掛け方とかポジショニングとかまだまだ分からないところがいっぱいあるので、他の選手に聞いてみたりしている」

―フル代表と入り方は違う?
「そんなに違わないですし、フル代表も五輪もやっていることは基本的に同じ。特にそんな差は感じない」

―この世代を引っ張りたいという気持ちは
「特にはないです。チームとしてスタートはしているので特にないですし、ボクはボクでコンディションを上げていったり、やるべきことをまずやっていくことが自分にとってチームに貢献できることだと思う」

―右サイドは清武選手のプレーしているポジションだが
「清武のプレーを見て『自分はこうしよう』というのはない。ピッチに立ったときに自分が感じたようにやればいいと思う」

―代表入りについて
「代表に入りたいとかのためにやっているわけでない。ボク自身のプレーをしっかりやることが大事。そのためにコンディションをしっかり上げていくこと」

―故障で苦しんできたが
「戻ってきたとかそういう風に見られると思うけれど、代表に入ったから戻ってきたとは思わない。(それぞれの場所で)ボクの描くサッカーをやれればと思う」

●FW大迫勇也(鹿島)
―あすのテーマは
「点に絡むことです」

―他の選手以上にゴールと言う言葉をはっきりと口にしている
「もちろん、FWは取らないと評価されないところなんで」

―ライバルのFWたちは大迫選手をターゲットにしていると思うがプレッシャーは
「今はないです。自分が点を取っていけば評価されるし、他の人がどうというよりも自分次第なんで、鹿島でもそうですし、点を取れば自然と試合には出られる。それを積み重ねていくことで信頼を得られると思います」

―やはり鹿島でのプレーが自信になっている
「鹿島でもコンスタントに試合に出られるようになってきている。より取れるように準備していきたい」

―壁を破るための課題は
「ラスト、ゴール前の仕掛けのところをもうちょっと上げていければ、もっと点を取れると思う」

―きょうも左サイドの低い位置から何度も仕掛けていた
「あそこからもっと確率高く持っていければいいと思う。もっと取れると思う。(あの位置から)自分ひとりで持っていくのは難しい。最終的に自分が? そうですね。チームが上手い方向にいって点が取れれば一番いいです」

●DF鈴木大輔(新潟)
―守備で意識した部分は?
「サイドの攻防のところでクロスを上げられたときのマークの確認など、スペースを見てのCBのポジショニングなどは、しっかりとしないといけないので意識していた。スペースを見るところと、人を見るところのメリハリを意識しました」

―最終ラインには新しい選手も多いが2日目になって慣れてきた?
「分かることや思ったことは伝えようと思ってやっているので、昨日の練習に比べて、きょうはコミュニケーションも取れていたので良かったと思う」

―あすの試合へ向けて。
「やっぱり初めて呼ばれた選手なども多いので、自分がリーダーシップをとって、統率をとってやっていきたい。いつも意識してやっていることですが、今回は新しい選手が多いので、尚更やっていかないといけないとは思ってます」

●DF牟田雄祐(福岡大)
―代表招集を受けて。
「チームで努力してきたことがつながったと思う。筋トレしたり、食事を変えたりして、身体が強くなった。代表では球際では負けたくないと思う」

―天皇杯で大宮に勝って、FWラファエルなどを止めたことは自信になった?
「Jリーグでプレーする外国人選手を止めたのは自信になった。でもあれはチームとして止めて、勝ったということなので。ここから自分との勝負になったときに、どれだけできるかだと思う」

●DF大岩一貴(中央大)
―SB起用だったが?
「CBでやりたいというのはある。それでもSBでも使ってもらえれば。普段はCBでやっている分、SBでも跳ね返せるというのが持ち味だと思っている」

―きょうはゴールも決めたが?
「まさかでした。めっちゃいいボールがきたので良かった。何かやりたいなとは思っていたので。前にいけるなと思って上がったらゴールにつながった」

―五輪代表入りというのは意識していた?
「ユニバが終わったときに、監督から次は五輪だと言われていた。それでもキツイかなと思っていて、大学で頑張って、プロ1年目で開幕スタメンで出て、五輪本戦にギリギリで入れればと漠然と思ってました」

―追加招集を聞いたのは?
「日曜の夜に中央大の監督から電話があって、自分は食事中で気づかなかったら不在着信が6件もあって、掛けなおしたら、代表スタッフに連絡するようにということでした。大事件? まさに大事件で(笑) びっくりしました」

―きょうの練習を終えての手応えは?
「昨日は緊張してましたけど、きょうは結構できたかなと思う」

―丸山選手や比嘉選手に追いついたという感じ?
「いや、追いついたとか、そういう風には思っていないです。マル(丸山)とかは色々なJクラブから注目されていたし、すごいなとは思っていた。昨日からの練習でも堂々とやっているし。でも大学を代表してやってきた比嘉やマルと一緒にできることは嬉しい」

●DF比嘉祐介(流通経済大)
―練習で指示を受けていた部分は?
「ブロックをつくったなかでどう崩すかという話しをされていた」

―実戦練習をやっていたが、そのなかでの決まりごとは?
「途中から2人が抜けると言われていた。自分たちは10人になってから崩すと聞いていた」

―自身の調子は?
「今は上向きで来ているので、この調子でやっていきたい」

●FW高木俊幸(清水)
―足首の状態は?
「大丈夫です。やってできない範囲ではないので」

―きょうの練習を終えて。
「やることはチームで決められていて、あとは自分らしいプレーをしようと思った。自分らしさはそこまで出なかった。 自分らしさはスピードとドリブル? そうですね。なかなかできなかったです」

―きのうは永井選手とともにプレーすることもあったが、やっぱり速い?
「かなり速いですね。抜け出してもらえればパサーは出しやすいし、キツめのパスを出しても追いついてしまうので。チームにとっても大きな武器だと思います」

―初招集ということだがチームには慣れた?
「まずはまずはチームの雰囲気に慣れる必要があるし、練習の雰囲気とかにも慣れないといけない。チームとしてやることの方向性を自分の頭に入れて、自分の持ち味を出していけたら」

―あすの試合へ向けて。
「前線なので結果を出しやすいポジション。点に絡めたらと思う」

(取材・文 吉田太郎、片岡涼)

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