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鹿島、小笠原と本山に契約延長オファーか

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 10月29日のナビスコ杯決勝で浦和を1-0で下して9年ぶりの優勝を果たした鹿島アントラーズが、今季限りで契約の切れるMF小笠原満男とMF本山雅志に契約延長オファーを出す方針を固めたことが分かった、と1日付スポーツニッポンが報じている。

 ともに79年生まれで今年32歳となった両選手。小笠原は今季も中盤に君臨してリーグ戦27試合に出場し、本山は9試合全て交代出場ながらもナビスコ杯準決勝・名古屋戦で決勝弾をアシストするなど依然高い能力を示している。鹿島幹部は「小笠原も本山もまだまだやってもらわないと困る。もちろん契約を延長する方向で考えている」と明言した模様。今季鹿島はリーグ戦で首位と勝ち点17差の6位と低迷しているものの、ここへ来てFW大迫勇也やMF柴崎岳ら若手が台頭してきた。チームには来季、流通経済大のU-22日本代表MF山村和也が加入するなど他にも有望な若手が多い。クラブは世代交代を進める中でベテランの経験値や練習に対する姿勢が若手の成長を促すことにも期待しているという。

 両選手ともに単年契約が提示される見通しだ。同世代のGK曽ケ端準、DF中田浩二、DF新井場徹は来季も契約を残しており、リーグタイトル奪還とアジア制覇に向けて来季も鹿島の黄金世代が先頭に立ってチームを牽引することが期待される。

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