来季J2に昇格する松本山雅FCが今季限りで湘南の監督を退任する反町康治氏に監督就任の要請をしたと27日付のスポーツニッポンが報じた。

　松本は今季、加藤善之GMが6月から監督を兼任し昇格へと導いた。しかし加藤GMはJリーグの指揮に必要なS級ライセンスを持たっておらず、来季の指揮は不可能。同紙によると昇格決定前から監督人事に着手し、これまで名波浩氏や大榎克己氏をリストアップしたがいずれも交渉が不調に終わったという。

　そこで、24日の天皇杯で京都に敗れた湘南が全日程を終了したことで反町氏にオファー。本人は現場への強いこだわりがあるというが、「しばらくゆっくりしたい」とも話しており“浪人”することも、ちらつかせているという。

　反町氏との交渉が不調に終わった場合は柴田峡コーチが監督に昇格することになりそうだとしている。

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