beacon

[選手権]市立船橋は1年生MF磐瀬別メニューも「あすは大丈夫」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 全国高校サッカー選手権で7年ぶりとなる決勝進出を果たした市立船橋は8日午前、東京都内で決勝へ向けた前日練習を行った。全体的に軽めの調整で、最後はシュート練習で切り上げたイレブン。ただ1年生レギュラーとして奮闘してきたMF磐瀬剛が大分(大分)との準決勝でひざのじん帯を伸ばして別メニュー調整となった。

 ただ本人は「あすは大丈夫。監督にも『大丈夫』と言ってある。(決勝のピッチに)立ちたい」と問題なしを強調し、決戦へ向けて意気込んだ。清水商との3回戦ではU-18日本代表候補の注目FW風間宏矢主将(3年)をマンマークで無得点に抑え、準決勝でも抜群の運動量と身体の強さを活かした守備で勝利に貢献しているだけに、チームは磐瀬の守備力も活かして四中工の強力攻撃陣を封じたいところ。朝岡隆蔵監督は「相手を見て、選手と話してメンバーを決めていきたい。このあとトレーナーと話すけれど、コンディションが一番大事」。選手層が厚く、守備力の高い選手たちと、攻撃でアドバンテージを取れるメンバーの両方を擁しているだけに、市立船橋はコンディションを含めて最善のメンバー構成で決勝も戦う。

(取材・文 吉田太郎)

▼関連リンク
【特設】高校選手権2011

TOP