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岡崎今季4点目も…内田先発のシャルケが首位に並ぶ!!酒井はデビューならず

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 ブンデスリーガは21日、各地で第18節の2日目を行った。ウィンターブレイク明けの一戦で、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは、ホームで日本代表FW岡崎慎司とDF酒井高徳が所属するシュツットガルトと対戦。内田が先発したシャルケが3-1で4連勝を飾り、首位・バイエルンと勝ち点37で並んだ。終了間際に岡崎が今季4点目を決めたものの、シュツットガルトは4連敗を喫した。

 内田は11月26日に行われた第14節のドルトムント戦(0-2)以来、4試合ぶりの先発出場。一方、岡崎と酒井はともにベンチスタートとなった。早くも前半3分に試合は動いた。シャルケの左CKを相手DFがニアサイドでクリア。こぼれをDFヘーベデスがヘディングシュートし、最後はゴール前のMFマティプが右足で流し込んだ。シャルケが先制に成功した。

 しかし1点のリードを奪ったシャルケだったが、前半42分にはDFヘーベデス、同45分にはMFバウムヨハンが負傷交代。前半のうちに2枚の交代カードを切ることを余儀なくされた。試合はそのまま1-0で前半を折り返した。

 アクシデントに見舞われるも、後半に入ってもシャルケの勢いは止まらない。後半12分には、ヘーベデスの左CKからゴール正面のDFパパドプロスがピタリと合わせて、ヘディングシュート。2-0とリードを広げる。

 一方のシュツットガルトは、なかなかチャンスをつくることができす。後半17分には、MFハルニクに代わって、岡崎が出場。12月3日のケルン戦(2-2)以来、3試合ぶりにブンデスリーガのピッチに立った。途中出場の岡崎は左サイドへ入り、果敢に攻め込んでは起点となったが得点は奪えない。

 すると後半35分、中盤でのパスミスを突いたシャルケが波状攻撃で攻めかかる。MFドラクスラーが中央のFWラウルにパスを送ると、ラウルが絶妙なスルーパス。これを受けたFWフンテラールからのパスを右サイドに走り込んでいたドラクスラーが受け、冷静にシュート。3-0とダメ押し弾を決めた。

 それでも終了間際の後半42分、MFハイナルのシュートがポスト左を叩くと、跳ね返りに詰めていたフリーの岡崎が右足シュート。今季4点目となる意地のゴールを決めたものの、そのまま試合は終了。欧州デビューが期待された酒井の出番がないままに試合は終わり、シャルケが3-1で快勝した。

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