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跳ね返りを押し込み今季4点目、岡崎「こぼれ球は好不調のバロメーター」

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 ブンデスリーガは21日、各地で第18節の2日目を行った。ウィンターブレイク明けの一戦で、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは、ホームで日本代表FW岡崎慎司とDF酒井高徳が所属するシュツットガルトと対戦。内田が先発したシャルケが3-1で4連勝を飾り、首位・バイエルンと勝ち点37で並んだ。終了間際に岡崎が今季4点目を決めたものの、シュツットガルトは4連敗を喫した。

以下、試合後の岡崎のコメント

●FW岡崎慎司
「フォーメーションがちょっと変わった。失点はそれが大きかったと思う。そのあと慌ただしくなって、相手の守備の間が空いてたので、もっと効果的にやれたと思う。相手のディフェンスはルーズだった。強さは感じないが、カウンターのクオリティーが高かった。個人の能力が高かったかな」

―負傷明けで無理はさせないという報道もあったが?
「もう一人いたので、ケガ人が出なかったら出番はなかった。出るつもりでいたし、自分みたいなタイプはいないので、何回も繰り返し動くっていうのが今日はやっぱり必要だなと思いました」

―監督から言われたことは?
「4-3-2-1みたいな感じで、カカウとマーティンが2トップ下みたいにやっていて、うまくいってなかったから、4-4-2に変えて、そこから中に入ってきたりとかできた。サイドが空いていたし、やっぱりよかったかなと思う」

―前半はプレッシャーをかけられ、ロストする回数が多かった。
「やり方が違ったのもある。相手も引いていたからやりづらさがあったかなと。堂々と回せればよかった。前を向いたりはできていたが、どこかで裏とか効果的な動き出しがあれば。合わせる人も少なかった。もっと3ボランチがリスクを負って上がってもよかったかなと」

―ゴールはダイレクトだった。
「ウッチー(内田)の前に体を入れて(隣にいた内田へ話しかけながら)こぼれたところを打った。あそこで来いと思ったら来た。こぼれ球は自分の好不調のバロメーター。4点目を取れたし、良かった。でも自分はチームを勝たせるプレーで鼓舞したいし、それがこのチームには必要かなと思う。見せ場をつくりたい」

(取材・文 了戒美子)

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