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大宮加入の下平「ガンバより上行きます」

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 ガンバ大阪から大宮アルディージャへ移籍したSB下平匠が古巣の“ガンバ越え”を誓った。昨シーズン、大宮が13位だったのに対してG大阪は3位。大宮はJ1で過去7シーズン戦っているがG大阪を上回ったことは一度もない。それでも新戦力のDFは「ガンバより上行きます」と宣言した。

 G大阪にはジュニアユース時代から11年在籍。生え抜きのDFとしてトップチームへ昇格し、左SBの主力として昨シーズンもJ1で21試合に出場した。ただ、チームの軸にはなりきれなかったSBは「どんどん成長しないといけない。環境を変えることで成長したいと思った」とJ屈指の強豪から離れる決断をした。

「ツイッターのフォロワーが減りました」と苦笑しながら、G大阪から移籍したことでの間接的な影響を口にしていた下平。ただ自らのプレーで大宮にとって欠かせない存在となり、新たなサポーターを開拓する。クラブからはビルドアップ能力を高く評価されて移籍が決定。「しっかりつないで攻撃する」という鈴木淳監督の打ち出すスタイルを左サイドから支えることになる。背番号22に決まった左SBは「左足のキックやつなぐ特長を出してアルディージャの目標達成のためにしっかりと頑張りたい」と新天地での活躍を誓った。

(取材・文 吉田太郎)
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