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本田はCSKA残留へ…ラツィオとの交渉まとまらず

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 MF本田圭佑がCSKAモスクワに残留する見通しとなった。本田をめぐってはセリエAの名門・ラツィオが獲得に動いていたが、イタリアの移籍市場が閉まる31日19時(日本時間27時)を過ぎても、本田の獲得が発表されることはなかった。

 現地の報道などでは、CSKAモスクワが要求する移籍金が1600万ユーロ(約16億円)だったのに対し、ラツィオは1200万ユーロ(約12億円)を提示。この差額を埋めるべく、クラブ間で交渉を続けていたが、最後まで折り合うことはなかったようだ。

 本田の獲得をめぐってはEU外選手枠の問題もラツィオにはあった。しかし、31日夜になってアルゼンチン人GKカリソのカターニア移籍が決定。FWジブリル・シセのQPR移籍も決まり、その移籍金によって資金も得たはずだが、本田のラツィオ入りは実現しなかった。

 ロシアプレミアリーグは現在、中断期間に入っており、CSKAモスクワの再開初戦は3月3日のゼニト戦だが、2月21日には欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦のレアル・マドリー戦を控えている。右膝半月板の負傷から復帰を目指す本田は、このビッグマッチに照準を合わせ、2月5日にもスペイン合宿中のチームに合流するとみられる。


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