アフリカ選手権は4日、準々決勝2試合を行った。コートジボワール対赤道ギニアの対戦は、FWディディエ・ドログバの2ゴールなどでコートジボワールが3-0で完勝。ホスト国を破り準決勝に進出した。もう1試合、ザンビア対スーダンの一戦は、3-0でザンビアが勝利した。

　グループリーグを3戦全勝で勝ち上がってきたコートジボワールは、決勝トーナメントに入っても圧倒的な強さを見せた。前半36分、エースFWドログバが個人技で相手DFを交わし、右足強烈シュート。7分前にPKを失敗した汚名を返上する値千金の先制弾を突き刺した。

　後半に入ってもコートジボワールの攻勢は続いた。迎えた後半24分、右サイド、MFヤヤ・トゥレからのFKをまたもドログバが頭で合わし追加点を挙げる。同36分にはヤヤ・トゥレが直接FKを叩き込み、結局3-0で完勝。実力の違いを見せつけ、ホスト国の赤道ギニアを下し、準決勝に進出した。

　もう1試合のザンビア対スーダン戦は、前半15分にMFストフィラ・スンズのゴールで先制したザンビアが、後半にも順調に加点。3-0でスーダンを撃破し、96年大会以来の4強進出を果たしている。

　5日には準々決勝の2試合、ガボン対マリ、ガーナ対チュニジアの試合が行われる。

ザンビア 3-0 スーダン
[ザ]ストフィラ・スンズ(15分)、クリストファー・カトンゴ(66分)、ジェームズ・チャマンガ(86分)

コートジボワール 3-0 赤道ギニア
[コ]ディディエ・ドログバ2(36分、69分)、ヤヤ・トゥレ(81分)