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絶妙クロスも内田「ああいうのが入らないんだな、オレ」

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 ブンデスリーガは19日、第22節3日目を行った。日本代表DF内田篤人の所属する4位・シャルケはホームでMF長谷部誠の所属する8位・ボルフスブルクと対戦。内田がフル出場したシャルケが4-0の大勝を飾った。勝ち点を44に伸ばすと、3位・バイエルンに勝ち点1差に詰め寄った。

以下、試合後のコメント

●DF内田篤人
「疲れた。ここのところ先に失点してたから、先に点を取れればと思っていた。セットプレーだったけど」

ー先発について。
「きょう言われた」

―失点しないことを意識した?
「ディフェンスなので、失点しなければ前がやってくれるかなと。もうちょっと取ってくれたら楽。多めに前半で試合を決められるチャンスがあった。でも点を取る奴(フンテラール)が取るのはすごい」

―立ち上がりに右クロスを上げたシーンについて。
「近くのフンテラールがフリーだったが丁寧にいこうかと思って。中央にいたラウルにディフェンスが食いついていたので。大外かなと思って上げた。ああいう(ときの味方のシュート)のが入らないんだな、オレ。入っていれば結果として出る」

―右MFファルファンとのサッカーは?
「彼とやるとおもしろいね。こっちの動きを見てくれるし、動いてくれるから。スピードが相手と違う。活かし合うじゃないけど、やっていておもしろい」

―右と左の攻め方の違いは?
「左は一発。右は連携してた。ラウルが近くにいてくれるときは使いながら3、4人がボールに絡んでる。裏にボールを出したら、ファルファンは強いから、ラウルもわかってると思う」

―90分のゲーム体力は?
「ゲーム体力が戻ってくれば、ミスが減って、楽になる。これから」

―上手い選手(ラウル)とやることについて。
「ラウルにボールを預けるとき、ちゃんとボールを取りに来てくれる。彼も走っているということ。タイミングが絶妙」

―(ボルフスブルク監督の)マガトのサッカーをシャルケの選手は熟知しているが?
「そうですね。長いボールを逆サイドに蹴ってくるし、前目に強い選手という特徴があった。でも、マガトはこっちオレを連れてきてくれた監督だから好きだし、尊敬している」

―相手の中盤はプレスが緩かった?
「こっちのサイドの奴、あんまり良くなかったでしょ?」

(取材・文 了戒美子)

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