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2/21A代表練習後の選手コメント

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 キリンチャレンジ杯・アイスランド戦(24日、長居)に向けて大阪合宿中の日本代表は21日、約2時間の練習を行った。この日は4-2-3-1のシステムで主に攻撃面の戦術を確認。5対5のミニゲームのほか、最後はハーフコートでの紅白戦も行った。

以下、練習後の選手コメント

●FW大久保嘉人(神戸)
「昨日はディフェンスの練習だったから今日は攻撃をやった。決まり事があるから練習中はそれを覚えて、試合中はやりたいようにやればいい」
―代表で久々のゲーム練習だったが?
「何とも思わない」
―久保とは話している?
「しゃべってない。緊張してるんじゃないですか」
―試合中はやりたいようにやれる?
「みんなの(練習での)動き方も、言われているところに行ってという感じで、試合のようにはやれてない。決まり事が多いからね。試合ではやらないけど。初めてでやりにくいけど、スタッフに聞いたら『試合中はやりやすいようにやれ』と言われた」

●FW久保裕也(京都)
―宿舎ではだれと話している?
「磯村くんですかね」
―磯村以外では?
「あまりしゃべってないです」
―午前中はどうしていた?
「ずっとテレビを見てます。ひたすら見てました。明日ぐらいから磯村くんの部屋に行きます(笑)」

●MF増田誓志(鹿島)
―代表の戦術は理解できてきた?
「だいぶ慣れてきたけど、まだ他の人との連係だったり、生かし方という点では、鹿島の選手のようには理解していない。自分も迷うところがあるし、スムーズにはいかないけど、少しずつ分かってきている」
―練習中に意識していることは?
「この合宿では、よく見ることを意識してやっている」
―鹿島との違いは?
「完全に違うのは縦に速いということ。横、横というのが考えの中にない。横に入れたら縦を考えないといけない。それに合わせて周りも動き出すし、タメをつくることは少ない」

●MF柏木陽介(浦和)
―練習後に監督と話していたが?
「いろいろと。戦術というか、トップ下について話していただけ。代表に入っていないとき、自分の中で考えていたことがあったので、そのサポートとして聞いた」
―自分から聞きに行った?
「通訳と話していて、近くに監督がいたから『聞いてみたら』と言われたので。分からないことがあったら聞いた方がいいし、それが(代表に)残っていくためにも大切だと思う」

●MF磯村亮太(名古屋)
―今日はゲーム形式の練習もあったが?
「すごい楽しかった。こういうレベルの高い中でゲームがやれるのは幸せなことだし、すごい楽しかったというのが最初にある。一つひとつの精度が高いし、切り替えが速い。そういうのに乗り遅れないようにしたい」
―チームの戦術を理解することと自分の良さを出すこととどちらを意識している?
「まずはここでの戦術を最初に理解したうえで自分の良さを出さないといけないと思っている。まだ自分の良さを出し切れていないところもある。これから戦術を理解して、自分の良さも出していければ」
―阿部が離脱してボランチはチャンスがありそうだが?
「正直、あまりそういうことは考えてなくて、残りの練習の中で自分を出し切って、それが監督へのアピールにつながればと思う。まずは自分の力を全部出し切ることが大切」

(取材・文 西山紘平)

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