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日曜のハノーファー戦で復帰なら香川を追加招集、ザック「試合に出れば不安はない」

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 日本サッカー協会は25日、W杯アジア3次予選・ウズベキスタン戦(29日、豊田ス)に臨む日本代表メンバー23人を発表した。海外組からはA代表初招集のFW宮市亮(ボルトン)を含む11人が選出。さらに原博実技術委員長はMF香川真司(ドルトムント)についても追加招集の可能性があることを明らかにした(メンバーはコチラ)。

 15日の練習中に左足首の靭帯を損傷し、18日のヘルタ・ベルリン戦(1-0)を欠場した香川だが、すでに21日から練習を再開。当初は復帰まで2、3週間かかるとみられていたが、負傷からわずか6日で合流し、明日26日のハノーファー戦で早くも戦列に復帰する可能性がある。

 原委員長は「今、クラブと連絡を取り合っている。明日、試合があるが、最終的にメンバーに入るかどうかは今日判断されると聞いている。試合ができる状態なら、23人に追加して呼びたい」と説明。ハノーファー戦でベンチ入りを果たせば、試合ができるコンディションにあると判断し、追加招集する考えを示した。

「(メンバーに)入らなければ呼ぶことはできない。ベンチに入ったが試合に出なかった場合? それも含めてクラブと連絡を取り合いたい」。香川がハノーファー戦で戦列に復帰したとしても、帰国し、練習に合流できるのは試合前日の28日。それでも、負傷離脱するまでの公式戦4試合で4得点を挙げるなど絶好調だった背番号10への期待は大きい。

 アルベルト・ザッケローニ監督は「1試合出ていないだけで、それまでのパフォーマンスは素晴らしかった。今週の試合に出れば、彼への不安はまったくない。実質、練習を休んでいるのは3日間ぐらい。コンディションに不安はないのではないかと思っている」と絶大な信頼を寄せていた。

(取材・文 西山紘平)

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