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[PSM]菊岡負傷交代も…新加入DF當間の一発で栃木が“ジャイキリ”成功

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[2.26 プレシーズンマッチ 栃木1-0横浜FM 栃木グ]

 栃木SCは26日、栃木クリーンスタジアムで横浜FMと対戦した。試合は前半22分、東京Vから新加入したMF菊岡拓朗のFKに、同じく鹿島から加入のDF當間建文が頭で合わせ、先制点。このゴールを最後まで守り切った栃木が横浜FMを下した。

 ジャイアントキリング達成だ。栃木は序盤からFWサビアを中心に決定的な場面をつくっていく。前半2分、サビアがGKと1対1の状況を迎えると、シュートは阻まれるも、こぼれ球に素早く菊岡が詰める。惜しくもシュートまで持ち込めなかったが、いきなり決定機をつくり出した。

 すると前半22分、セットプレーから均衡を破る。右サイドからのFK。菊岡がゴール前にクロスを入れると、横浜FMが誇る中澤佑二、栗原勇蔵の間を縫った當間が打点の高いヘディングを叩き込んだ。さらに31分にはサビアとMF河原和寿のコンビで横浜DF陣を崩し、最後は栗原にカットされたものの、何度もチャンスをつくり、横浜FMを押し込んだ。

 しかし、アクシデントが栃木を襲う。先制アシストの菊岡が前半33分に右足内転筋を痛め、MF杉本真と交代。すると、1-0で折り返した後半は前半と打って変わって守勢に回る。横浜FMは積極的にシュートを打ってきたが、GK武田博行を中心に粘り強い守備を見せ、何とか1-0で逃げ切った。

「(J2はJ1より)1週間開幕が早いので、その差が出たのでは」と謙遜した松田浩監督だが、「決定力が差を分けた。きょうのテーマは我々の組織がどれだけ通用するかだった。チャンスはつくられたが、無失点で抑えれたことは、今日のところはOKじゃないでしょうか」とチームの仕上がりに及第点を与えていた。


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