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細貝のマンマーク受けた香川、無得点の連勝ストップに「やりにくかった」

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 ブンデスリーガは11日、第25節を行い、日本代表MF香川真司の所属する首位・ドルトムントは敵地で日本代表MF細貝萌が所属する16位・アウクスブルクと対戦した。ともに先発した日本人対決は細貝が香川を“完封”し、試合は0-0のまま終了。昨年12月17日のフライブルク戦(4-1)から8連勝中のドルトムントだったが、ついに連勝がストップした。

以下、試合後の香川のコメント

●MF香川真司
「あそこまでマンマークされることもないし、難しいと言ったらそこで終わっちゃうけど、その分、仲間にスペースを与えようとしたけど上手くいかなかった」

―HSV戦は上手くいったが?
「トップ下で受けられる選手がいないから、こうなると厳しいかなと。空けても入ってくれれば(細貝)萌くんのところでチャンスになるけど、感じてくれる選手がいなかった」

―ボールに触れなかった。
「個人的にはいいんですけど、勝てれば。チームとして今日の試合はミスが多かったり、フラストレーションがたまるところはあったと思う」

―疲れ?
「どうなんですかね。相手は下位ですけど、難しい試合。リスペクトしていたけど、それ以上に相手が球際などで厳しく来て、リズムがつくれなかった。激しいディフェンスに対してチャンス、優位をつくれなかった」

―運動量が少なかった?
「今日は運動量ではない。なかったかもしれないけど、こういうこともあるのかなと。8連勝しているだけに次に切り替えたいです」

―今後は上位チームとはホームで対戦するが、アウェーで下位チームと対戦する。
「しっかりホーム以上に集中して試合に入ることを心がけてやっていかないといけない。アウェーの難しさはあるけど、準備を怠らなければ勝てると思う。しっかりとした準備が必要。今日のマンマークは例外に近いし、難しかった。今日はマンマークされて試合がつくれなかったわけだから、次からこういうのが増えるかもしれない。でも、今日は100%の準備で入れていなかったと思う。こういうことを繰り返さないようにしたい」

―W杯アジア最終予選の組み合わせが決まったが?
「相手は関係ない。強い相手だけど、良い準備をして、いいサッカーができれば勝てる相手。そういう意味では最初の3連戦で、時間をかけて合宿できるのは海外組にメリット。頭3戦は、しっかりチームとしてできればと思う」

―細貝については?
「マークが激しかったし、守備は強いというのを感じた。激しかった。やりにくかったです。特に意識してないが、シュートもチャンスもつくれなかったのがオフェンス的に悔しい」

―アウクスブルクの前半戦との印象の違いは?
「ホームのときは大差で勝ったけど、そこまで崩し切れている感じはしなかった。守備面では強かった」

―足のテーピングは?
「膝に軽く痛みがある。そういうのも含めて集中が難しかった。重傷ではないのでしっかり次に準備したい」

(取材・文 了戒美子)

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