ブンデスリーガは18日、第26節3日目を行い、日本代表DF内田篤人の所属する4位・シャルケ04は敵地で15戦勝ちなし(9分6敗)で最下位・カイザースラウテルンに4-1の逆転勝利を収めた。シャルケはここ公式戦3試合で11得点と攻撃陣が好調を維持。内田は右SBで公式戦4戦連続のフル出場で連勝に貢献した。

以下、試合後のコメント

―試合を終えて?
「良いんじゃないんですか?」

―立ち上がりは?
「(去年0-5の敗戦だったので)去年の繰り返しかと思ったけど。ここはそう言えば2、3人にやられたチームだったなと」

―最初は勢いを受けた?
「カバーをして、危ないシーンがあったけど、最後踏ん張れていたから、そんなに。前半のうちに逆転できたのが大きかった。前の選手が点を取ると乗るからね」

―相手8番、去年のアシスト王に集めているようだった?
「ファルファン系かと思ったけど、そんなに怖くなかった。いいよね、プレースキック蹴れる人って」

―1回逆を取られそうになって、スライディングで止めたが?
「コースはだいたいあそこだし、蹴った瞬間にここにスルーパスだな、みたいな感じ。ボールから目を離せないから、すべったらここかなと。あんまり良くない最終手段だけどね」

―カウンターのときもフェイントで来たが?
「絶対切り返すので。ダイレクトで打たれていたら分からなかったけど、『切り返せー』と思ったら切り返した。ああいうところで止められるようになってきたし、かなり守備は良いんじゃないんですか。(自分の?)ああ、かなり」

―自分の動きはどう?
「足が運べるかなって。なんだろ、キレかな。瞬間的な。集中してるからね。スタートがベンチ前だったから、ちゃんとやんないとなって」

―インターセプトが多かったと思うが、キレがいいから?
「キレもあるし、相手が裏を狙ってこなかったから」

―攻撃は?
「前はパスが回っていたからね。カウンターで中盤のスペースが空いちゃうから後ろは準備して、つぶすとか下がるのでなく、中間にいたりとか」

―ファルファン、ラウルとの3人はやりやすそう。
「17(ファルファン)は面白いね。(パスが)出てくるし、(パスを)出せば追いつくし。なんでああいう人って、ガシャガシャってやったら前にこぼれるんだろう。ただ強いんじゃない、南米っぽいよね。ガシャガシャってなったらディフェンスはしょうがないから。運が悪いとしか言えないから」

―ゴール前へいけるようになっている。
「今日は中までいけてるから。いつもサイドでプレーしているから、シュートを打つ形がないんだけどね。シュートまでいけたらね。戻んなくて済む。カウンターを受けなくて済む」

―ヨーロッパリーグがあって、試合は日曜日。他の試合結果を知って戦っているが?
「あんまりない。みんな『ドルトムント負けろ』ってしか言ってない。あとは順位の近いチームの試合を見ている」

―今は優勝を目指している?
「とりあえず勝てばいいんじゃない?　(ドルトムント負けろというのは)ただ単に黄色と黒が嫌いらしいよ」

―ELの次戦はビルバオと対戦するが?
「強いよね。ユナイテッドとやってるの見ていて、ELじゃないと思っていた。『ここ、嫌だな』と思っていた。強いよね。バレンシアより強い?　上手いよね、みんな。先がホーム?　あとがいいなあ。いつもあとでやって耐えてきいたからねえ。ホームでなんとかするみたいな。国によって違う。スペインはパスって感じ。イタリアは遅いけど、ゴール前が上手いし、一発もある。オランダはまあ……。2連休があると思ったけど、なかった。明日練習であさって休み。休みになってもすることないんだけど」

(取材・文　了戒美子)

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