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G大阪がセホーン監督らの解任を発表、後任に松波コーチが昇格

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 ガンバ大阪は26日、セホーン監督、呂比須ワグナーヘッドコーチ、ウェリントンフィジカルコーチを解任したと発表した。また山本浩靖強化本部長が強化本部長の職を辞任した。新監督にはコーチだった松波正信氏が就任。實好礼忠コーチがヘッドコーチに昇格。吉道公一朗フィジカルコーチ、ジェルソンGKコーチ、フェルナンドコーチは引き続きチームに残る。強化本部長は梶居勝志氏が務めることになった。

 G大阪は25日の磐田戦に1-2で敗れ、クラブ史上初の開幕3連敗となった。ACLを含めると公式戦5戦全敗でセホーン監督の去就が取り沙汰されていた。セホーン監督は昨季限りでの西野朗監督の退任を受け、今季から指揮を執っていたが、わずか5試合で解任が決まった。

以下、クラブ発表の社長及び松波新監督コメント
 
●金森喜久男社長
「2012年、ガンバ大阪を託すうえで、目指すサッカーの方向性が合致して招聘したセホーン監督以下、コーチングスタッフでした。そしてその考え方は今でも間違いではなかったと信じております。

 しかし、セホーン監督の目指すサッカーをチームに浸透させることが出来ず、この5試合連敗、そして内容的にも躍動感がないサッカーであったことを受け止め、今回の決断に踏み切った次第です。ただ、セホーン監督の最後まで紳士的な対応、行動へは感謝の意を表したいと思いますし、尊敬に値する人物であったと思っております。

 ガンバ大阪の躍動感あふれるサッカーを表現するにあたり、今回、ガンバ大阪の生え抜きである松波正信さんに監督をお願いすることにいたしました。彼はこれまでコーチングスタッフとして西野さん、セホーンさんと共に仕事をすることで多くのことを吸収し、学んだと思います。また選手としてもガンバ大阪の歴史を体感している人物であり、ガンバ大阪を理解してくれている人物であると思います。ガンバ大阪の躍動をピッチで表現し、必ず結果を出してくれると信じています」

松波正信新監督
「今のこの成績をしっかりと認識し、また、ガンバ大阪監督ということを真摯に受け止め、全力で取り組みたいと思っています。サポーター、選手、スタッフ、みんなが笑顔になるようなガンバらしい躍動感溢れるサッカーをピッチで表現したいと思います」

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