beacon

[EL]アシストも完敗…内田「スペイン人はねちっこい、あきらめない、情熱がある」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ヨーロッパリーグ(EL)は29日、準々決勝第1戦を行い、日本代表DF内田篤人の所属するシャルケ04(ドイツ)はホームでビルバオ(スペイン)と対戦し、2-4で敗れた。右SBで公式戦6試合連続のフル出場を果たした内田は0-1の前半22分にFWラウルの同点ゴールをアシスト。一時は逆転に成功したシャルケだが、再逆転を許し、ホームでの第1戦で痛い敗戦を喫した。

以下、試合後のコメント

「なかなかコーナーでやられないんだけど。2-2のときはガクッとなった。バレンシアの方が強いと思いましたけど。終わってみれば……。相手はスペインっぽい。回そうと思えば回せるし、カウンターも狙えるし。うまく試合を運んできたかなという感じがする」

―いい流れになったところで失点した。
「1点目は(左サイドが)空いていたかなと。すぐ1-1になったのでよかったが、2-1からの流れが……」

―ハーフタイムの指示は?
「中盤が走らないと、という指示だった」

―後半、メンバーを代えてセカンドボールを拾えていた。修正はできていたが?
「あとはセットプレーだね。2-2からがきつかった」

―ブンデスとの違いは?
「結構粘るね、スペイン人は。最後の最後まで頑張る。ホームだったら切れてもおかしくない。(昨季、CLで対戦した)インテルは切れていたけどね。スペイン人はねちっこい、あきらめない、情熱があります。(欧州カップ戦で)オレらが先にホームだと(結果が)よくないからね」

―アウェーなのに攻めて来た?
「そんなにでもない。でも、相手は回そうと思えばうまいので、回されてもおかしくない。低い位置で回させるのはいいんだが、(まずかったのは)セットプレーです」

―後半、走れなくなった。
「そうだね。回されるから、ジャブだった。(相手は)カウンターで(点を)取る決定力もあるし」

―試合前の対策は?
「中盤の受け渡しの動き方をやっていた。もっと強いと思っていた。バレンシアとやっていたから免疫があったかもしれない」

―アシストのシーンは?
「分からなかった。フンテラールがマイナスにいるかなと思ったけど、ラウルが早かったので、『ごめん、フンテラール』と思いながらラウルに出した」

(取材・文 了戒美子)

▼関連リンク
EL11-12特集
欧州組完全ガイド

TOP