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鳥栖がJ1初勝利の勢い切らさず連勝!!神戸は公式戦3戦無得点で3連敗

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[3.31 J1第4節 鳥栖3-0神戸 ベアスタ]

 前節でJ参入14年目にして、待望のJ1初勝利を手に入れたサガン鳥栖がその勢いを切らさずに連勝を飾った。鳥栖はホームでヴィッセル神戸と対戦。3-0で完勝した。一方の神戸は、開幕から連勝していたものの、その後に失速。公式戦3戦連続無得点の3連敗を喫した。

 鳥栖はMF高橋義希が故障により欠場し、MF岡本知剛がボランチに入り、今季初先発を果たした。対する神戸はDF北本久仁衛が腰痛で欠場。MF三原雅俊も体調不良となったため、伊野波雅彦がCBを務め、ダブルボランチはMF田中英雄とMF朴康造が組んだ。

 前半24分、鳥栖をアクシデントが襲った。DF磯崎敬太が負傷交代。代わって野田がピッチへ送られた。しかし、途中出場の野田が起用に応える。同28分、FW池田圭からのクロスに合わせ、ファーサイドへ飛び込んだ野田が右足シュート。出場から4分後に先制点を決めてみせた。

 その後も鳥栖は積極的に攻めかかる。すると前半終了間際の43分、早くも追加点が生まれた。MF水沼宏太がゴール前の豊田へパス。豊田が右足ダイレクトでシュートを叩き込み、2-0と差を広げた。前半を折り返す。

 後半に入り、神戸は立て続けに選手を交代。後半10分にはFW吉田孝行に代えて、FW茂木弘人。同17分には朴に代わり、FW都倉賢をピッチへ送った。前線へフレッシュな選手を入れ、流れを変えようとする。後半32分には後方からのロングボールを都倉が頭で落とし、最後は田中がシュートを狙う。しかし、GK赤星拓と交錯し、得点にはつながらない。

 すると後半終了間際のロスタイム5分には鳥栖がダメ押しの3点目を決める。右サイドから攻め上がった途中出場のFW岡田翔平がゴールライン際からマイナスの折り返し。ニアサイドの池田が右足で流し込み、3-0と試合を決定づけた。そのまま試合は終了。鳥栖が3-0と完勝した。

 試合後、先制点を決めた野田は「ゲームを見ながら心の準備はできていたので」と味方の負傷交代による途中出場にも心配はなかったと力を込めた。また得点シーンについては「圭さんからいいボールが来たので当てるだけだった。相手に当たって入ったので、きれいな形じゃなかったですけど」とハニかんだ。

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