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京都がホーム4連勝!!3発沈め福岡に競り勝つ

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[4.1 J2第6節 京都3-2福岡 鴨池]

 J2の第6節が1日に各地で行われた。京都サンガF.C.はホームでアビスパ福岡と対戦。先制するも一時は逆転されたが、FW長沢駿とFW宮吉拓実の活躍で再びリードを奪うと、3-2で競り勝った。ホームでは開幕から負けなしの4連勝を果たしてみせた。一方、2戦負けなし(1勝1分)の福岡だったが、3戦ぶり今季2度目の黒星を喫した。

 試合は激しい点の取り合いとなった。まずは前半5分、早くも京都が先制に成功する。中央から枚数をかけて崩しにかかると、MF中村充孝のパスに抜け出したMF工藤浩平がゴール正面から冷静に右足シュート。1-0と先制に成功した。その後も京都が押し込み、福岡はシュートを打つこともできない。

 しかし、福岡はファーストシュートを得点につなげた。前半20分、右サイドからのFKにファーサイドのDF堤俊輔が合わせて、ヘディングシュート。最後は競り合った相手DFに当たり、ボールはゴールネットへ吸い込まれた。試合は1-1と振り出しに戻された。

 2度目のリードを奪いたい京都は、果敢に攻め込む。後方からのパスに抜け出たFW宮吉拓実が中央へ折り返す。ゴール前のFW長沢駿のシュートはクロスバーを叩いた。立て続けにチャンスをつくるも2度目のリードは奪えず。すると、福岡にまたもワンチャンスをものにされてしまう。前半終了間際の45分、FW坂田大輔のスルーパスに抜け出したMF城後寿が右クロス。ゴール正面のMF末吉隼也はシュートミスするも、こぼれがファーサイドに詰めていたFW高橋泰の元へ流れた。高橋が冷静にシュートを決め、福岡が逆転に成功。高橋の2戦連発弾が決まり、福岡リードの2-1で前半を折り返した。

 後半に入っても、逆転をめざす京都が猛攻をみせる。すると後半5分、工藤から中村へつなぐと左サイドへ展開。スルーパスに抜け出た宮吉の左クロスに長沢が走り込み、右足シュート。2-2に追いついた。さらに同13分には逆転弾。中村のパスに抜け出した長沢がPA左でGKとの1対1になる。DFとGKを引きつけると体勢を崩しながらも横パス。ゴール前右へ走り込んでいた宮吉が右足で流し込み、3-2と逆転に成功した。このゴールが決勝点となり、京都が今季2度目の連勝に成功した。

 京都はホームでは今季負けなしの4連勝。試合後、1ゴール1アシストの長沢は「初スタメンでのゴールは本当によかった。これでサンガの一員になれたと思う。これに満足せずにやっていきたい」と笑顔で話した。

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