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湘南が鳥取を下し、無敗を維持。首位の座もキープ!!

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[4.1 J2第6節 鳥取1-2湘南 とりスタ]

 前節、福岡に0-4と大敗を喫したガイナーレ鳥取が、ホームに首位の湘南ベルマーレを迎えた一戦。仕切り直しをはかりたい鳥取は、前半から試合の主導権を握ったが、後半に2点を失う。ロスタイムにセットプレーから1点を返したが、1-2で敗れている。

 立ち上がり、ゴールに迫ったのはアウェーの湘南だった。前半11分、右サイドからのシュート性のクロスに、3試合連続得点中のFW馬場賢治が飛び込むが、惜しくも合わせることはできない。その3分後にも湘南はセットプレーからのこぼれ球を拾った馬場のパスからMF下村東美がミドルシュートでゴールを狙う。しかし、シュートは枠を外れて行った。

 対する鳥取はしっかりとしたプレッシングで試合の主導権を握りつつも、なかなかシュートを打てなかった。それでも高い位置でボールを奪うと、MF美尾敦がミドルシュートを放つ。さらにCKのこぼれ球をMF森英次郎が狙う場面もあったが、枠を捉えきれなかった。

 前半32分に下村が負傷し、交代を余儀なくされていた湘南は、後半開始時に2枚目の選手交代のカードを切る。FW大槻周平に代えてFW古橋達弥をピッチに送り込む。そして、後半4分にはCKの流れからDF島村毅がヘディングでゴールを決める。昨季、期限付き移籍先の徳島で5得点を挙げた島村の復帰後初ゴールで、首位の湘南が先制した。

 後半に流れをつかんだ湘南は、後半44分に途中出場のMF宮崎泰右がドリブルを仕掛ける。中央にボールを持ち込み、右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴールネットに突き刺さった。「これまで4試合に出て、そろそろ縦を抑えられると思っていたので、中に切り込んで思い切って打ちました」と言う宮崎。相手の裏をかいたプレーで追加点を挙げた湘南が、2-0とリードを広げた。

 ロスタイムには、鳥取もトリッキーなセットプレーから、FW福井理人が1点を返す。さらにFW鶴見聡貴もPA内から際どいシュートを放ったが、左ポストに嫌われる。結局、試合は2-1で首位の湘南が勝利。勝ち点3を積み重ね、首位の座を守っている。

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