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[ミズノカップIN高知]近藤ハット、香川西がC大阪U-18下して決勝進出!

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[4.1 ミズノカップIN高知準決勝 C大阪U-18 0-5香川西 春野球]

 Jクラブユース、高校などの有力16チームが出場した「ミズノカップU-18 IN 高知2012」は1日午前、準決勝を行い、セレッソ大阪U-18(大阪)と香川西(香川)との一戦は、エースFW近藤義剛(新3年)の3発など後半に5得点を奪った香川西が5-0で勝利。優勝候補を破って決勝進出した。

 股関節と左ふくらはぎ痛明けで今大会初出場となる右MF箱崎裕也(新3年)ら現時点のベストメンバーを組んだ香川西に対して、C大阪U-18はサブ組中心の布陣。先に流れをつかんだのは香川西の方だった。早い段階で前線にボールを預ける香川西は、前半2分に近藤がスペースへのパスを引き出して決定的な左足シュート。少ないタッチ数からボールを動かす意志をプレーで表現していたC大阪だが、相手のプレッシャーの速さもあってか全体的にパス精度が低い。ディフェンスラインからの縦パスを高い位置でカットされる場面もあり、カウンターからピンチを招いた。

 なかなかDFを剥がせず、チャンスらしいチャンスをつくることができないC大阪U-18だったが、それでも局面でボールに食いついてきたDFを1人外すと一気にチャンス到来。20分にはスルーパスから、FW今井誠次郎(新3年)が決定的な右足シュートを放つ。さらに24分にはMF竹之下修弥(新2年)のミドルシュートのこぼれ球に反応した右SB平田昌規(新2年)が決定的な右足ボレーを打ち込んだ。

 拮抗した展開のまま0-0で突入した後半、香川西は大量5得点で試合決めた。箱崎の右クロスからMF佐々木雄帆(新3年)が先制点を決めると、いずれも箱崎のスルーパスから決めた2得点を含めて近藤が3発。MF金沢裕平(新3年)もゴールを決めて意外な大差をつけた。反撃しようとするC大阪U-18の背後を的確に突いて快勝。3発の近藤は「相手がセレッソということで緊張していたけど、積極的にいけた。相手も強かったけれど(武器である)走りの部分が結果に出たと思う」とJユース勢撃破を喜んでいた。

[写真]香川西の近藤はハットトリックの活躍
(取材・文 吉田太郎)
ミズノカップIN高知2012特設ページ

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