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[EL]シャルケ4強入りならず…内田は公式戦8試合ぶりに出番なし

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 ヨーロッパリーグ(EL)は5日、準々決勝第2戦を行い、日本代表DF内田篤人の所属するシャルケ04(ドイツ)は敵地でビルバオ(スペイン)と対戦した。ホームでの第1戦を2-4で落とし、最低でも2点差以上を付けて勝たなければならないシャルケは2度のリードを奪うもそのたびに追いつかれ、2-2の引き分け。2試合合計4-6となり、ベスト8敗退が決まった。公式戦8試合ぶりのベンチスタートとなった内田は最後まで出番がなかった。

 逆転での4強入りへ大量得点が必要なシャルケは敵地での一戦にも積極的な入りを見せた。前半10分、浮き球のパスをFWフンテラールが右足ボレー。これはGKの好守に阻まれたが、同26分にも左CKからフンテラールがヘディングシュートを放つなどチャンスをつくった。

 そして前半29分、高い位置からのプレッシャーで相手のパスが乱れたところをフンテラールがボールを奪い、右足ミドルをゴール左隅にねじ込み、先制点。2試合合計3-4と1点差に追い上げた。しかし、前半41分、FWイバイ・ゴメスにミドルシュートを決められ、1-1の同点。2戦合計3-5と引き離され、前半を折り返した。

 再びあと3点が必要になったシャルケは後半7分にFWラウルが左足ミドルを叩き込むが、直後の同10分に失点。2-2、2試合合計4-6となり、ビルバオとの差を詰められなかった。後半27分には交代枠を使い切り、内田の公式戦8試合ぶりの欠場も決定。最低でも2点取って延長戦に持ち込むべく、最後まで攻撃を仕掛けたシャルケだが、後半32分、途中出場のMFファルファンの右FKに合わせたフンテラールのヘディングシュートもゴール上へ。結局、試合はそのまま2-2でタイムアップを迎え、2戦合計4-6でシャルケの準々決勝敗退が決まった。


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