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新戦力発掘へ…U-23日本代表候補発表「ポジションを争ってほしい」

　日本サッカー協会(JFA)は6日、宮城県内で9日から始まるU-23日本代表候補合宿のメンバーを発表した。合宿は3日間の予定で行われ、最終日の11日にはJ1で首位を走るベガルタ仙台と練習試合を行う。

　メンバー22人のうち、18歳DF奈良竜樹(札幌)、19歳MF小林祐希(東京V)、同じく19歳FW宮吉拓実(京都)の10代3選手が初選出された。初選出に宮吉は「U-23日本代表候補メンバーに選出されたことを光栄に思います。チームを代表して、精一杯頑張ってきたいと思います」とクラブを通じ意気込みを語っている。

　関塚隆監督は「今回のキャンプでは予選を戦ってきた選手たちをベースに新戦力と考える選手たちを加えました。互いに切磋琢磨し、ポジションを争ってほしいと思います。またトレーニングを通じてチームとして様々なバリエーションを増やしたいと考えています。しっかりとチーム作りをしていきたい」とコメントを発表している。

　FIFAは3月に行われた理事会で、今夏のロンドン五輪で各国代表チームに選出された23歳以下の選手について、所属クラブに対し派遣を義務化することを決めた。MF香川真司らが選出されれば、これまで主力として予選を戦ってきた選手たちも最終メンバーに残れない可能性が十分にある。今合宿も含め、国内組の選手たちはしっかりアピールしていきたいところだ。

以下、U-23日本代表候補メンバー

▽GK
権田修一(FC東京)
安藤駿介(川崎F)

▽DF
實藤友紀(川崎F)
比嘉祐介(横浜FM)
大岩一貴(千葉)
山村和也(鹿島)
吉田豊(清水)
酒井宏樹(柏)
濱田水輝(浦和)
奈良竜樹(札幌)

▽MF
金崎夢生(名古屋)
山本康裕(磐田)
水沼宏太(鳥栖)
山口螢(C大阪)
茨田陽生(柏)
扇原貴宏(C大阪)
小林祐希(東京V)

▽FW
永井謙佑(名古屋)
齋藤学(横浜FM)
大迫勇也(鹿島)
宮吉拓実(京都)
杉本健勇(東京V)

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