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[Y☆voice148]清水ユースFW加賀美翔「最低でも1試合1点決めれば、得点王に近づける」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第148回目は清水エスパルスユースFW加賀美翔選手(3年)です。

 静岡県高校選抜の一員として出場した静岡県ヤングサッカーフェスティバル(3月11日)では日本高校選抜相手にハットトリックを達成。今年の静岡を代表するストライカーの目標とは?(取材日:3月11日)

―日本高校選抜相手に3ゴール
「自分の前にボールがこぼれてきて『あとは決めるだけ』というものだったので、本当に運がいい日でした。右のウイングというかハーフというポジションだったんですけど、ゴール前で仕事がしたかったんで中に入り気味のところで意識してプレーしました」

―自信になった
「ビックリしています。日本の選抜チームに3点決めれたということは本当、自信になりました。いい結果が出たなという感じでした」

―試合終了間際の決勝点については
「(望月)大知(静岡学園)が競ってくれて振り向いたらボールがあるという感じだった。大知がよく競ってGKからよくボールをこぼさせてくれた」

―ハットトリックはいつ以来?
「ずっとハットトリックなんでやったことない。中学2年以来とか。高校では多分初めてだと思います」

―きょう(ヤングサッカーフェスティバル)の試合で狙っていたことは
「自分がゴールを決めたいというのがきょうは強かった。サイドのほうだけど絞っちゃって、ゴール前で仕事ができるようなポジションが取れたことが、一番良かったと思います」

―チームで今年見てもらいたいところは
「今年は多分、1トップを張ると思う。ゴール前での仕事が一番特長的で、一番多く出ると思う。そこを見てもらえれば。あとは自分がゴールを決めるなり、アシストをしていければいいと思います」

―今年のチームの手ごたえは
「石毛(秀樹)を中心にどのポジションもまとまって、いい選手ばかり。(昨年に比べて)負けることも少なくなると思うし、どんどん勝っていけるチームだと思います」

―プレミアリーグでの目標は
「最低でも1試合1点入れれば、18点。最低でも1試合1点決めれば、得点王に近づける」

―目標とする選手は?
「岡崎選手は特別だと思います。動きが多いですし、アグレッシブさが本当いいと思います。(好きな理由は)自分が岡崎選手に似ているというか、プレースタイルが裏へ抜けたり、泥臭さが自分の特長なんで岡崎選手に似ているからかなと思います」

―最後に今年の目標を
「まずトップ昇格できればいい。日本の選ばれた人たちに対して、こういう結果(ハットトリック)が残せたのはいい出だしかなと思う」

(取材・文 吉田太郎)
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連載:「Youth star voice」

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