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長谷部との日本人対決に連勝、細貝先発のアウクスブルクが残留に前進

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 ブンデスリーガは14日、第31節2日目を行い、MF細貝萌の所属する15位アウクスブルクは敵地でMF長谷部誠の所属する10位ボルフスブルクと対戦した。細貝、長谷部はそろって先発出場。昨年11月26日にアウクスブルクのホームで行われた前回の対戦(細貝、長谷部がともに先発しアウクスブルクが2-0勝利)に続いて実現した日本人対決はアウクスブルクが2-1で“連勝”を飾った。連敗を2で止め、3試合ぶりの勝ち点3を手にしたアウクスブルクは1部残留にまた一歩前進。一方のボルフスブルクは3連敗を喫し、来季のEL出場権獲得は厳しくなった。

 細貝はボランチで29試合連続の先発出場を果たし、長谷部も右SBで2試合連続の先発。ドイツで2度目の直接対決は再び細貝に軍配が上がった。前半13分にFWウールのゴールでアウクスブルクが先制。ボルフスブルクも同27分、DFマドルンクのFKをFWマンジュキッチが頭で落とすと、FWヘルメスが右足で同点ゴールを決め、前半は1-1で折り返した。

 細貝はハーフタイムに交代となったが、試合終了間際の後半43分、長谷部が与えたFKからMFベリングハウゼンのクロスにDFラングカンプが頭で合わせ、アウクスブルクが土壇場で勝ち越しゴールを奪った。長谷部は2試合連続でフル出場したが、チームは4連勝後、泥沼の3連敗。来季のEL出場権が与えられる7位との勝ち点差は残り3試合で「4」に広がった。


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