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ドイツ紙が推薦も…酒井「ドイツ代表という気持ちはまったくない」

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 シュツットガルトのDF酒井高徳があらためて「日本代表」を目指す考えを強調した。今年1月のドイツ移籍後、12試合連続フル出場中で、左右のSBをこなし、すでに3アシストを記録。ドイツの地元メディアが「ドイツ国籍を取得させるべき」とのコラムを掲載するなど、現地でも評価は急上昇中だ。

 酒井は報道について「そう思ってくれるのは、ある程度認めてくれたという意味でうれしいし、光栄に思うところはある」と話しながらも「俺は日本人という気持ちをずっと持っている」と強調した。

「年代別代表でもずっと日本代表として戦ってきたし、A代表にも選出されたことはあったけど、試合に出られなかった悔しさを今でも持ち続けている。そこでまたやりたいと思っているので、ドイツ代表という気持ちはまったくないです」

 ドイツ人の母親を持つハーフということもあり、突如出てきた「ドイツ代表待望論」だったが、あらためて酒井本人が“否定”する格好となった。

(取材・文 西山紘平)

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