beacon

大分は「バトルオブ九州」初勝利ならず、熊本は5戦連続無得点

このエントリーをはてなブックマークに追加
[4.30 J2第11節 大分0-0熊本 大銀ド]

 2連勝中の大分トリニータがホームにロアッソ熊本を迎えた「バトルオブ九州」は0-0で引き分けた。終始、主導権を握った熊本だが、決定力を欠き、3戦連続のスコアレスドロー。5試合連続の無得点で5戦白星なし(3分2敗)となった。

 前半から大分を押し込んだ熊本は後半に折り返してもペースを握り続ける。後半立ち上がりには高い位置でボールを奪い、最後はゴール前に抜け出したMF片山奨典が決定機を迎えたが、シュートはGKがセーブ。後半19分、MF藏川洋平の右クロスにFW五領淳樹が飛び込み、同23分にもMF原田拓の右クロスからFW齊藤和樹がダイビングヘッドを狙ったが、いずれも枠を捉え切れなかった。

 大分の田坂和昭監督は「なかなかうちのサッカーをさせてもらえなかった」と苦戦を認めたが、何とか無失点で試合を終え、スコアレスドローに持ち込んだ。連勝は2で止まったが、これで4戦負けなし(2勝2分)。とはいえ、昨季3分3敗だった「バトルオブ九州」でまたしても勝利を逃す結果に「勝ちたかった」と悔しさをにじませた。次節5月3日の福岡戦での初勝利へ「厳しい時間を守り切れたことは評価したい。点が取れなかったところは、短い時間だが、修正していきたい」と話していた。

TOP