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山形が上位対決を制す!!首位と勝ち点で並ぶ2位、東京Vは6位後退…

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[4.30 J2第11節 東京V0-2山形 味スタ]

 モンテディオ山形が5連勝で2位キープ!! 山形は敵地で4位東京ヴェルディと戦い、2-0で勝利した。5連勝の6戦負けなし(5勝1分)で勝ち点を25に伸ばすと、首位・湘南に勝ち点で並ぶと得失点差で下回ったものの、2位浮上を果たした。敗れた東京Vは、勝利すれば2位浮上だったものの痛恨の零封負け。2戦ぶりの敗戦で4位から6位へ順位を落とした。

 前半41分、山形のファーストシュートが得点につながった。MF秋葉勝の強烈なミドルシュートはGK柴崎貴広がなんとかクリア。ここで獲得した右CKをDF石川竜也が蹴りいれる。ニアサイドで競り勝ったFW萬代宏樹が頭で叩き込んだ。山形が前半のシュート数は2本ながらも少ないチャンスをものにし、リードを奪った。1-0で前半を折り返した。

 後半に入っても押し込まれる場面が続く。それでも後半24分、相手の一瞬のミスを突き、追加点を決めてみせた。GK清水健太が前線へ蹴り込んだボールをDF土屋征夫が流してしまう。こぼれを拾ったFW中島裕希が左足を一閃。低い弾道の鋭いシュートはゴールネットへ吸い込まれた。2点のリードを守った山形が2-0の完封勝利を飾った。

 5連勝で首位と勝ち点25で並ぶ2位に浮上した。試合後、決勝点を決めた萬代は「今まで守備陣が頑張ってくれていたので、何とか点を取らないといけないと思っていた」とコメント。「中2日の4連戦が続くが、そこで4連勝して全部の試合で勝っていきたい」と先を見据えた。

 一方の東京Vは上位対決で悔しすぎる敗戦。勝てば2位浮上のチャンスもあっただけに、もったいない結果となってしまった。1点を追う後半途中にはベンチスタートとなったMF小林祐希とFW杉本健勇、FW巻誠一郎を投入するも流れは変わらず。後半11分にはMF梶川諒太のパスを受けたFW阿部拓馬がゴール正面からシュートを放つも、ポスト右を叩いた。同34分にはDF森勇介の右クロスに杉本健が飛び込むも、シュートを決めることはできず。1点が遠く3戦ぶりの零封負けを喫した。

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