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ドルトムント・香川が帰国「(ファーガソン監督に)良い言葉を頂いた」

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 16日、帰国したドルトムントのMF香川真司が会見を行った。ドイツでの2シーズン目を振り返り「前半戦は個人的にはケガの影響もあり、チームとしてもうまくいかない中で苦しみ、どうやったら結果を残せるかを考えました。そこで修正して後半戦は無敗でしたし、結果尾も出せた。最終的に優勝も勝ち取れた中身の濃い1年でした」と充実の表情で語った。

 また、14日にはマンチェスター入りし、アレックス・ファーガソン監督と2時間ほど話し合ったことも明かした。「細かい話の内容は、まだ決まっていないので話せませんが、良い言葉をいただきました。しっかりと考えて、決断をしないといけないなと思いました」と話す。以前はスペインへの憧れを口にしていたが、現在はプレミアリーグが世界最高リーグだと考えているという。「スペインもレアルとバルサという素晴らしいチームがあって、その2クラブが世界最強だと思います。でも、リーグ全体を見たときには差があるし、総合的にはプレミアが一番だと感じています。もちろんバルセロナに行けたら一番ですが、まだ自分の力では足りない」と、変わらないバルセロナの憧れと、プレミアへの想いを語った。

 ドイツ杯優勝の翌日には、ドルトムントの関係者、チームメイトたちにも別れの挨拶をしたという。その際に「(ユルゲン・クロップ)監督からは『ここはお前の家なんだから、いつでも戻って来いよ』と声を掛けてもらいました。死ぬまでに、またいつかはドルトムントでプレーしたい。本当に僕は恵まれています」と、2年間プレーしたクラブに感謝の言葉を口にした。

 今後は21日まで個人で調整し、日本代表に招集された場合は、W杯最終予選を迎える日本代表に合流する。「大事な3連戦なので集中して取り組んで、必ず結果を出せるように心と体を準備します」と語った。

※後ほど帰国会見を全文掲載します。
(取材・文 河合 拓)

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