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日本代表メンバー発表!!本田復帰、長谷川初選出

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 日本サッカー協会は18日、23日のキリンチャレンジ杯・アゼルバイジャン戦(エコパ)に臨む日本代表メンバー23人を発表した。MF長谷川アーリアジャスール(F東京)がA代表初選出となったほか、相次ぐケガの影響で代表から遠ざかっていたMF本田圭佑(CSKAモスクワ)が、途中離脱した昨年9月のW杯アジア3次予選以来、約9か月ぶりの代表復帰を果たした。

 原博実技術委員長はアゼルバイジャン戦の2日後にJ1第13節を控えるG大阪、鳥栖、名古屋、C大阪について「Jリーグの実行委員会で、5月25日に試合が入っているチームの選手は23日の試合をやらせないという前提があって、この試合を入れた。月火(21、22日)の練習だけ参加する案もあったが、試合に出られる選手だけでやろうということになり、その4チームからは呼んでいない」と説明。DF今野泰幸(G大阪)、MF遠藤保仁(G大阪)、MF清武弘嗣(C大阪)、MF藤本淳吾(名古屋)らは、これも理由で招集されなかったとみられる。

 また、エールディビジのプレーオフが20日に控えるDF吉田麻也(VVV)、FWハーフナー・マイク(フィテッセ)も招集を見送った。アルベルト・ザッケローニ監督は「先のことも考えて、この2人は休みを取れていないし、他の欧州組の選手も1週間弱は休みを取っているので、2、3日は休みを与えないといけない。他のメンバーでもコンディションをチェックしないといけない選手もいるので、この試合には招集しなかった」と説明した。

 3月29日のW杯アジア3次予選のメンバーからは上記以外で、故障離脱中のFW李忠成(サウサンプトン)のほか、GK山本海人(清水)、MF増田誓志(鹿島)、MF柏木陽介(浦和)、FW乾貴士(ボーフム)も選考から外れた。

 6月のW杯アジア最終予選3連戦前のラストゲーム。「欧州組が最終予選の3試合に入る前に試合勘を取り戻させたい。その意味で、リーグ戦が早く終わった選手にこそ意味があると思う」。そう指摘した指揮官は「海外組のコンディションのチェックとともに、Jリーグで最近いいパフォーマンスを見せている選手も手元に置いて確認したい」と、テストマッチの狙いを語った。

▽GK
川島永嗣(リールス)
西川周作(広島)
権田修一(F東京)

▽DF
駒野友一(磐田)
栗原勇蔵(横浜FM)
徳永悠平(F東京)
伊野波雅彦(神戸)
長友佑都(インテル)
槙野智章(浦和)
内田篤人(シャルケ04)
酒井宏樹(柏)

▽MF
中村憲剛(川崎F)
長谷部誠(ボルフスブルク)
細貝萌(アウクスブルク)
本田圭佑(CSKAモスクワ)
高橋秀人(F東京)
長谷川アーリアジャスール(F東京)

▽FW
前田遼一(磐田)
岡崎慎司(シュツットガルト)
森本貴幸(ノバラ)
香川真司(ドルトムント)
原口元気(浦和)
宮市亮(ボルトン)

▼過去のメンバーリスト
2/25ウズベキスタン戦メンバー

(取材・文 西山紘平)

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