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湘南は栃木とドロー、6戦勝ちなしでついに4位後退…

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[5.20 J2第15節 栃木1-1湘南 栃木グ]

 ここ5試合勝ちの無い(3分2敗)の2位湘南ベルマーレは敵地で10位栃木SCと対戦し、1-1で引き分けた。3戦連続で1-1のドロー。勝ち点1を手にしたものの6戦勝ちなしと不調を脱することはできず。一時は首位に立っていたはずが、ついに首位と勝ち点4差の4位へ転落した。

 試合が動いたのは後半だった。後半23分、栃木がセットプレーをものにして先制に成功する。右サイドでのFK、MF菊岡拓朗が右足で蹴り込んだスピードあるボールはゴール前でワンバウンド。そのままゴールネットへ吸い込まれた。栃木が1-0とリードを奪った。

 しかし10分後、再三チャンスをつくっていた湘南がようやくゴールを奪った。左サイドからドリブルで仕掛けたDF大野和成がゴールライン際左からクロスを入れる。これを受けた途中出場のFW古橋達弥がシュートを決めた。1-1と試合を振り出しに戻した。その後も必死に攻め込む湘南だが2点目は遠い。セットプレーからチャンスを迎えるもDF遠藤航のゴールは枠を外れる。

 後半34分には栃木が決定機。右サイドから仕掛けたMF高木和正が放ったシュートはポスト右を叩く。跳ね返りをまたも高木がシュートを放つが、ゴールライン上のDFにクリアされた。そのまま1-1で試合は終了。勝ち点1を分け合った。

 湘南は6戦勝ちなしで2位から4位へ後退。先制するも追いつかれた栃木は連勝は2でストップ。10位から11位へ順位をひとつ下げた。言葉通り、痛み分けの一戦となってしまった。

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