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歴代4位タイの27点目、キャプテンマークも巻いた岡崎「ここにい続けているからこそ」

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[5.23 キリンチャレンジ杯 日本2-0アゼルバイジャン エコパ]

 日本代表FW岡崎慎司(シュツットガルト)が国際Aマッチ27点目を決めた。1-0の後半13分、FW香川真司の左クロスをMF本田圭佑が頭で落としたボールを右足で捉えた。「当たり損ねですね」と苦笑いしたシュートは相手DFに当たってゴールへ。2-0と突き放す追加点が高木琢也氏と並ぶ歴代4位タイの記録となった。

 ブンデスリーガ最終節はノロウイルスの影響で欠場し、コンディションも「今は60、70%くらいのところ」と話していたが、フル出場で両チーム最多のシュート5本を放つなど果敢にゴールを狙った。それでも「もっと死の物狂いにならないと最終予選は突破できない」と満足することなく、「集中力を90分間保たせないといけないし、そういうのを次の試合に向けて高めていきたい」と、6月に迫ったW杯アジア最終予選に向けて気持ちを引き締めた。

 後半29分に本田がベンチに下がってからは、代わってキャプテンマークを巻いた。「普通なら(川島)永嗣さんや(中村)憲剛さんだと思うけど、(本田が)代わるなら付けるように言われていたので……」。そう苦笑いしながらも、「そういう年齢、位置になってきたのかなと。精神的にもチームを支えられるようにならないと。3年間で初めてだし、ここにい続けられているからこそだと思う」と、08年10月9日のUAE戦でのA代表デビューから約3年半で初めて巻いたキャプテンマークの“重み”も感じていた。

(取材・文 西山紘平)

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